研究スタッフ

森 いづみ (MORI Izumi)

2017-05-25 更新

所属部門 附属社会調査・データアーカイブ研究センター(調査基盤分野)助教
専門分野 教育社会学、比較教育学
e-mail i-mori@iss.u-tokyo.ac.jp

経歴

2013年4月-2015年3月 立教大学社会学部助教
2015年4月- 東京大学社会科学研究所助教

2016年度以降の業績

学術論文

  1. 「大衆化する中等教育のなかの学力・教育期待―第2回国際数学教育調査(SIMS)の基礎分析―」『応用社会学研究』第59号,2017年3月,209-222頁.

その他

  1. [書評]『若者の戦後史―軍国少年からロスジェネまで』片瀬一男著,『理論と方法』第31巻1号,2016年3月,p. 200.

2015年度までの主要業績

  1. 「海外における学校外教育研究の動向:国際的な研究交流の必要性」『東京大学大学院教育学研究科紀要』第47巻,2008年3月,157-165頁.
  2. “The Origin of Universal Shadow Education: What the Supplemental Education Phenomenon Tells Us about the Postmodern Institution of Education.” (with David P. Baker), Asia Pacific Education Review, Vol. 11 (1), January 2010, pp. 36-48.
  3. “Immigrant Students’ Emotional and Cognitive Engagement at School: A Multilevel Analysis of Students in 41 Countries.” (with Ming Ming Chiu, Suet-ling Pong, and Bonnie Chow), Journal of Youth and Adolescence, Vol. 41, April 2012, pp. 1409-1425.
  4. 「米国における補習政策の背景と展開:学校外部に目を向けた格差縮小の試み」『比較教育学研究』第45号,2012年6月,115-139頁.
  5. “The Effect of Supplementary Tutoring on Students' Mathematics Achievement: A Comparative Study of Japan and the United States” ペンシルバニア州立大学博士論文,2012年12月.
  6. “Supplementary Tutoring in the United States: Policy Context, Characteristics and Challenges.” In Janice Aurini, Scott Davies, and Julian Dierkes (eds). Out of the Shadows: The Global Intensification of Supplementary Education. Emerald Publishing, December 2013, pp. 191-207.
  7. 「なぜ大学に進学する人としない人がいるのか――文化資本」数理社会学会監修 小林盾・金井雅之・佐藤嘉倫・内藤準・浜田宏・武藤正義編『社会学入門:社会をモデルでみる』朝倉書店,2014年11月,61-69頁.
  8. 「塾――豊かな社会における格差問題」山田昌弘・小林盾編『データで読む現代社会――ライフスタイルとライフコース』新曜社,2015年6月,158-162頁.
  9. 「教育拡大期における学力と教育期待――第1回国際数学教育調査(FIMS)の基礎分析」『応用社会学研究』第58号,2016年3月,183-198頁.

今後の研究テーマ

(1) 日本における学力格差の経年分析
Trend Analysis of Academic Achievement Gap in Japan
1990年代以降の日本では、所得格差の拡大が懸念されるとともに、教育の多様化や私事化が進み、学習時間や内容をめぐる方針も大きく変化した。そうした背景をもとに、生徒間・学校間の学力格差がいかに変化してきたのかを実証的に分析し、その背景や帰結について考察している。
(2) 教育期待の背景の国際比較
Cross-national Study of Students’ Educational Expectations
「将来どの教育段階まで進みたいか」という生徒の教育期待の背後には、出身家庭の属性的な要因と、生徒自身の学業達成という業績的な要因の双方が重なり合って影響し、その後の地位達成に向けた一つの重要な契機となっている。こうしたメカニズムを国際的に見たとき、多国間ではどのようなパターンが見られ、その中で日本はどのような特徴をもつのかについて、国内外のデータを用いて分析している。
(3) 生徒の学校経験・価値観と学力との関連についての国際比較
Cross-national Patterns of Student Engagement, School Experience and Academic Achievement
社会経済的に豊かな家庭の子どもほど学力や教育達成が高いという事実は、その関連の度合いに強弱はあるものの、これまで多くの国で確認されてきた。しかし、生徒の学校への所属感や教科学習への態度、自尊心など学力以外の側面に関しては、その家庭背景との関連において、必ずしもすべての国において同様の関連が見られるわけではない。こうした関係性の違いがなぜ見られるのか、各国の教育制度の違いを考慮しながら検討し、それが社会のあり方にとってもたらす帰結について考えている。

2017年度の教育活動

東洋英和女学院大学 人間科学部 「教育社会学」(集中講義)

東京大学 社会科学研究所

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