研究スタッフ

鈴木富美子 (SUZUKI Fumiko)

2017-04-27 更新

所属部門 附属社会調査・データアーカイブ研究センター (計量社会研究分野) 准教授
専門分野 家族社会学
e-mail suzuki_f@iss.u-tokyo.ac.jp

経歴

2016年4月-2017年3月 東京大学社会科学研究所助教
2017年4月- 東京大学社会科学研究所准教授

2016年度以降の業績

学術書

  1. 「育児期のワーク・ライフ・バランス」稲葉昭英・保田時男・田渕六郎・田中重人編著『日本の家族 1999-2009――全国家族調査(NFRJ)による計量社会学的研究』東京大学出版会,2016年6月,pp187-202.
  2. 「幸せ感からみた若者の多様性――ジェンダーと女性間の違いに着目して」佐藤香編・石田浩シリーズ監修『ライフデザインと希望――格差の連鎖と若者 第3巻』勁草書房,2017年3月,pp31-56.
  3. 「結婚をめぐる若者の意識――家族形成初期のジェンダー差に着目して」(佐藤香と共著)佐藤博樹編・石田浩シリーズ監修『夫婦関係と出産・結婚満足度――格差の連鎖と若者 第2巻』勁草書房,近刊.

その他

  1. 「子育ての楽しさを規定するもの――個人的要因と居住地域要因からの検討」『2015年度参加者公募型二次分析研究会「子育て支援と家族の選択」研究成果報告書』二次分析研究会SSJDAリサーチペーパーシリーズ(東京大学社会科学研究所附属社会調査・アーカイブ研究センター)No.55,2016年3月,pp161-71.
  2. 「30歳前後における生活・教育機会・価値観の変化――高卒パネル調査wave12の結果から」(元濱奈緒子・山口泰史と共著)東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクト ディスカッションペーパーシリーズ,No.100,2016年10月,pp1-20.

2015年度までの主要業績

  1. 「高卒11年目の暮らしとライフコース――高卒パネル調査wave11の結果から」(元濱奈緒子と共著)東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクト ディスカッションペーパーシリーズ,No.91,2015年10月,pp1-20.
  2. 「ジェンダーとライフコースからみた若者の満足感の様態――パネルデータによる主観的状況の持続性・安定性の検討」『現代日本における若年層のライフコース変容と格差の連鎖・蓄積に関する総合的研究 平成22~26年度 科学研究費補助金基盤研究(S)研究成果報告書(課題番号22223005)研究代表者 石田浩』東京京大学社会科学研究所,2015年6月,pp257-271.
  3. 「共働き夫婦の家計のかたち――夫婦の収入類型からみた支出と運営」『季刊家計経済研究』公益財団法人 家計経済研究所)No.106,2015年4月,pp39-54.
  4. 「高卒10年目の働き方と住まい・家族形成――高卒パネル調査wave10の結果から」(元濱奈緒子・伊藤秀樹と共著) 東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクト ディスカッションペーパーシリーズ,No.83,2014年10月,p1-15.
  5. 「育児期における夫の家事・育児への関与と妻の主観的意識――パネル調査からみたこの10年の変化」『季刊家計経済研究』公益財団法人 家計経済研究所,No.100,2013年10月,pp19-31.
  6. “Women, work, and family issues”(with Shigeto Tanaka) Tanaka, Shigeto eds., A Quantitative Picture of Contemporary Japanese Families: Tradition and Modernity in the 21st Century,Sendai: Tohoku University Press,March2013,pp195-234.
  7. 「仕事時間が短くなれば、夫の家事・育児時間は増えるのか――パネルデータからみた夫婦における仕事と家庭の影響関係」『季刊家計経済研究』公益財団法人 家計経済研究所,No.96,2012年10月,pp35-46.
  8. 「休日における夫の家事・育児への関与は平日の『埋め合わせ』になるのか――妻の就業形態、ライフステージ、生活時間に着目して」『季刊家計経済研究』公益財団法人 家計経済研究所,No.92,2011年10月,pp46-58.
  9. 「既婚女性の就業パターンとワーク・ライフ・バランス――NFRJの10年間の変化とライフステージに着目して」田中重人・永井暁子編『第3回家族についての全国調査(NFRJ08)第2次報告書 第1巻:仕事と家庭』日本家族社会学会 全国家族調査委員会,2011年9月,pp89-109.
  10. “Analysis of the Balance of Intention to Support Parents and Parents-in-law:A Study Intergenerational Support as Seen from Patterns of Support Balance”GEMC Journal,Vol.4, March2011, pp106-125.
  11. 「既婚パート女性のワーク・ライフ・バランス――多様性に配慮した支援策のために」『雇用システムの現状と課題』東京大学社会科学研究所附属社会調査・アーカイブ研究センター 二次分析研究会SSJDAリサーチペーパーシリーズ,No.44,2010年3月,pp41-61.
  12. 「妻からみた夫婦関係・夫からみた夫婦関係――『夫からの情緒的サポート』と『妻の苛立ち』による夫婦類型の計量的分析」『家族社会学研究』19(2),2007年10月,pp58-70.

今後の研究テーマ

(1) 女性の就業とワーク・ライフ・バランス
ワーク・ライフ・バランス(WLB)という概念が日本にもたらされた2000年代以降、女性の就業の変化、家庭における夫の家事・育児の遂行状況が妻のWLBにどのような影響をもたらしてきたのかについて、主にNFRJ(全国家族調査)やNFRJ-Panelなどの大規模データを用いて検討している。夫のWLBについても分析を行い、夫と妻の双方がともにWLBの当事者として、お互いのWLBを実現していくための方策について、就業状況も含めたより広い視野から考察している。
(2) 家族形成初期段階の夫婦関係
高卒時からほぼ毎年パネル調査を実施してきた「高卒パネル調査」のパネルデータを用いて、妻と夫の夫婦関係満足度の乖離が大きく、その後の結婚の質を考えるうえで重要な時期となる家族形成初期段階の夫婦関係について検討している。30代前半の初期家族形成期の夫婦が直面する葛藤や困難、夫婦間の相互作用や関係性の変化などを明らかにすることを試みている。
(3) 若者のライフコースにおけるジェンダー差とソーシャル・サポート
「高卒パネル調査」において、計量的手法とインタビュー調査を併用しながら、就職・離職・転職に影響を与える存在としてのソーシャル・サポート(友人関係や親子関係など)の重要性について研究を進めている。調査手法を組み合わせることにより、高校卒業以後の10代後半から30代にかけての若者のライフコースを包括的に捉える試みを行っている。

2017年度の教育活動

明治大学 情報コミュニケーション学部 社会調査実習

東京大学 社会科学研究所

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東京大学社会科学研究所

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