東京大学社会科学研究所

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スタッフ

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俣野美咲 (MATANO Misaki)

所属部門 附属社会調査・データアーカイブ研究センター 特任助教
専門分野 社会階層論、家族社会学
e-mail matano[at]iss.u-tokyo.ac.jp
[at]を@に置き換えてください。

経歴

2021年4月 - 東京大学社会科学研究所 特任助教

研究テーマ

1親子間の支援関係と格差・不平等に関する研究
Intergenerational Support and Social Inequality in Japan
親から経済的・情緒的・実践的な支援を受けることや、親に対してそのような支援をおこなうことが、個人のライフコースにおける格差・不平等の形成や維持とどのように関わっているのかを、「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」(東大社研パネル調査の若年・壮年パネル)などの社会調査データの計量分析によって明らかにする.
2青少年の性行動・性意識のメカニズムに関する研究
Investigation of the Mechanism of Sexual Behavior and Sexual Awareness among Japanese Adolescents
1974年からこれまで、ほぼ6年おきに継続して実施されている「青少年の性行動全国調査」のデータをもとに、現代日本の青少年の性行動・性意識の実態を把握し、社会的背景との関連に着目してメカニズムを解明する.

主要業績

  • 「成人子と親の援助関係に関する研究動向と展望」『武蔵文化論叢』18,2018年3月,21-35頁.
  • 「初交時の避妊の状況とパートナーの影響──『同い年』の増加と勢力関係」林雄亮編『青少年の性行動はどう変わってきたか――全国調査にみる40年間』ミネルヴァ書房,2018年3月,80-101頁.
  • (林雄亮と共著)「『性的なことへの関心』の意味とその変容──性に対する意識・行動との関連について」林雄亮編『青少年の性行動はどう変わってきたか――全国調査にみる40年間』ミネルヴァ書房,2018年3月,133-151頁.
  • 「若年期における親への経済的援助に対する出身階層の影響」『社会学研究』102,2018年12月,171-191頁.
  • 「パネルデータからみる若者の自立と親子関係」東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクトディスカッションペーパーシリーズ,110,2019年4月,1-11頁.
  • 「青少年の避妊行動に及ぼすパートナーとのコミュニケーションの影響」『社会学年報』48,2019年8月,129-137頁.
  • (土田陽子と共著)「青少年の避妊行動の実態と包括的性教育の可能性」日本性教育協会編『「若者の性」白書──第8回青少年の性行動全国調査報告』小学館,2019年8月,129-146頁.
  • 「若年・壮年期における親との再同居の規定要因」『ソシオロジスト』22,2020年3月,125-143頁.
  • (石田賢示・石田浩と共著)「東大社研パネル調査の知見からみる社会経済的不利の背景とその影響」『貧困研究』第29巻,2022年12月,pp.46-55
  • (石田浩・石田賢示・大久保将貴と共著)「『働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査2021』にみるコロナ禍における健康、雇用、意識と介護(後編) 」『中央調査報』781号,2022年11月,pp.1-11

教育活動

武蔵大学 社会学部 「社会統計学2」
東京経済大学 現代法学部 「社会調査法基礎/福祉調査」
東京都立大学 人文社会学科 「社会学特殊講義」
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