スタッフ
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園田薫 (SONODA, Kaoru)
所属部門 | 附属社会調査・データアーカイブ研究センター 特任助教 |
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専門分野 | 産業・労働社会学、組織社会学、 人的資源管理論 |
kaoru.sonoda[at]iss.u-tokyo.ac.jp
[at]を@に置き換えてください。 |
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個人ページ |
経歴
2021年4月 - 2024年3月 |
日本学術振興会 特別研究員(PD) |
2024年4月 - | 東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター特任助教 |
研究テーマ
- 1日本企業における外国人雇用の実践
Employment practices of highly-skilled foreign workers in Japanese firms - 大企業を中心に、日本企業が専門性の高い外国人をいかに雇用しているのかを、複数の方法論を組み合わせて検討している。具体的には、企業人事部がいかなる期待のもとで外国人を雇用しているのかをインタビュー調査によって考察する一方、外国人労働者に対する企業の雇用行動を主に社会調査データを用いた計量分析から検討している。
- 2外国人の労働に関わる諸問題
Diverse challenges of foreign workers in Japan - 日本で働く外国人たちが、いかに労働やキャリアにかかわる問題を抱えているのかを、インタビュー調査を通じた質的分析によって検討している。対象となる外国人は、主に日本企業で正社員として就職した専門性の高い外国人であるが、有期雇用として働く外国人などにも調査の裾野を広げている。
- 3マイノリティ・カテゴリーの違いに基づく日本企業のダイバーシティ推進行動
Differences in diversity promotion initiatives of Japanese firms based on the minority categories - 日本企業のダイバーシティ推進行動について、雇用される人材の「多様性」の内実に着目しながら計量的に分析を行なっている。
主要業績
- 園田薫『外国人雇用の産業社会学:雇用関係のなかの「同床異夢」』有斐閣, 2023年3月
- 『21世紀の産業・労働社会学:「働く人間」へのアプローチ』(松永伸太朗・中川宗人と共編著)ナカニシヤ出版, 2022年4月
- 「エンプロイアビリティ」「人事労務管理における差別是正の法制」「グローバル企業における等級制度」「公的な職業教育」「グローバルな労働運動」担当.江夏幾多郎・岸野早希・西村純・松浦民恵編著『新・マテリアル人事労務管理』有斐閣, 2023年12月
- 園田薫「日本企業が外国人総合職に抱く複層的な期待:企業別シティズンシップの付与に着目して」社会学評論, 74(1): 122-139. 2023年7月
- 園田薫「外国人の就労継続・離職を動機づける日本企業への認識:職場での国籍カテゴリーをめぐる排除と包摂」ソシオロジ, 66(2): 61-79. 2021年11月
- 園田薫「日本の産業社会学における隘路と今日的課題」年報社会学論集, 34: 108-119. 2021年8月
- 園田薫「専門的外国人の〈企業選択〉と〈国家選択〉」社会学評論, 70(2): 91-108. 2019年10月
教育活動
2024年度の教育活動
二松学舎大学 国際政治経済学部国際経営学科 | 「ゼミナール(人的資源管理)」 |