第58巻第2号(2007.2.20発行)
特集:法の変革─希望としての法原理を求めて
- 序文
- 広渡清吾
- 司法の位置づけと立憲主義の日本的位相:裁判官報酬減額問題から考える
- 馬場健一
- ポスト・ジェンダー期の女性の性売買:性に関する人権の再定義
- 中里見博
- 医学研究と患者の「人格権」:人体実験におけるインフォームド・コンセントが意味するもの
- 仲正昌樹
- 反論権再考
- 染谷学
- 魯迅の描く「人」と届かない「声」,そして法
- 松田恵美子
- 現代における「希望」の在処:ハンナ・アーレントと「想起の政治」
- 岡野八代
論説
- 電力自由化とエネルギー・セキュリティ:歴史的経緯を踏まえた日本電力業の将来像の展望
- 橘川武郎
書評
- ポストナショナルな統治体の動態的把握のために:中村民雄編『EU研究の新地平』からの示唆
- 網谷龍介