第59巻第1号(2007.12.17発行)
特集:テロのグローバル化と法規制の新展開
- 序文
- 中村民雄
- テロ:フランス法の対応
- 大藤紀子
- テロリズムと人権:多層的人権保障メカニズムの必要性と可能性
- 江島晶子
- EUの国際的テロリズム規制措置に対する司法審査と基本権保護:EU判例の最近の展開
- 中村民雄
- テロリズム対策と日本法の諸変動
- 山元一
- 内戦化する世界と国際法の展開:国際法はテロリズムを認識できるか。いかに認識するか
- 寺谷広司
社会科学研究所創立60周年記念講演
- 社会科学研究所の60年と日本の社会科学
- 石田雄
「2005 ISS-OUP Prize」授賞論文
- だれが「逆コース」をもたらしたのか:占領期の高等教育機関におけるレッド・パージ
- ハンス・マーティン・クレーマ(訳:楠綾子)
論説
- 官庁景気動向判断の政治経済学
- 大瀧雅之
書評
- 全所的プロジェクト研究「失われた10年?90年代日本をとらえなおす」とその成果刊行物について
- 橘川武郎
- 『「失われた10年」を超えて[II] 小泉改革への時代』(東京大学社会科学研究所編)
- 加藤淳子
- 『政治哲学へ』(宇野重規著)
- 間宮陽介
- 『動学的一般均衡のマクロ経済学─有効需要と貨幣の理論─』(大瀧雅之著)
- 水田浩之