東京大学社会科学研究所

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研究

所員の著書

五百旗頭薫 
『条約改正史──法権回復への展望とナショナリズム』
(有斐閣, 2010.12)



新刊著者訪問にて五百旗頭薫准教授にインタビューしています。
序 章 研究史と前史,視点

第1部 行政における主権回復の試み

第1章 寺島宗則外務卿と税関行政

一 欧米との交渉
二 清朝との交渉
三 西南戦争後の国内対決

第2章 井上馨外務卿と警察行政

一 欧米との交渉
二 清朝との交渉

第2部 法権回復への跳躍

第3章 条約改正予備会議

一 内地開放宣言への道
二 予備会議の紛糾と意義

第4章 会議の間──日本の台頭と最後の暫定協定構想

一 ヨーロッパ大陸の覚醒
二 イギリスの政策転換

第5章 条約改正会議──法権回復への国際的合意と国内対立

一 英独案の登場
二 裁判管轄条約の形成
三 日清修好条規改正交渉の失敗と日清戦争の隘路

終 章 総括と展望

一 総括
二 展望
三 再び総括

あとがき
引用文献/関連史料/事項索引/人名索引
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