東京大学社会科学研究所

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研究

所員の著書

加瀬和俊
『失業と救済の近代史』
(吉川弘文館, 2011.09)

2011.8.31更新

新刊著者訪問にて加瀬和俊教授にインタビューしています。

失業の歴史を考える意味—プロローグ


失業問題の歴史を追う

戦前の失業問題の特徴
—現代の失業問題との共通点と相違点
江戸時代〜明治時代の失業者
第一次世界大戦と失業問題発生の予感
1920年代〜30年代初頭
—戦後恐慌・金融恐慌・昭和恐慌と失業問題
高橋財政と景気の強行的回復
戦時期の失業問題

失業者の生活と意識

失業者の生活事情
労働者階層別にみる失業者の特徴

失業問題観と対策論争

失業対策を模索する社会局官僚たち
失業対策抗争と財界人の対応
労働組合の失業対策要求
失業対策の積極論者と社会改良主義

唯一実施された失業対策 失業救済事業

冬季失業救済事業
—1925〜28年度
緊縮政策期の失業救済事業
—1929〜31年度
景気の回復と失業救済事業の漸減—1932年以降
俸給生活者失業救済事業

失業保険制度不在の原因と影響

1920年代の失業保険構想
1930年代の失業保険構想

失業問題の現在—エピローグ


あとがき


参考文献


失業問題・失業対策関連年表

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