研究
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所員の著書
大瀧雅之『貨幣・雇用理論の基礎』
(勁草書房, 2011.5)
2011.5.11更新
- 序章 本書の目的と構成
- 第1章 価格と貨幣の基礎理論
- 第2章 寡占と雇用の基礎理論
- 第3章 非自発的失業の存在証明
- 第4章 フィリップス曲線再考
- 第5章 同時代人としてのケインズ
- 第6章 ケインズの政治哲学:ロバート・スキデルスキー著 Keynes: The Return of the Master に寄せて
- 参考文献
- 人名索引
- 事項文献
第I部 ケインズ理論の再構築を目指して
1.1 経済活動の中心は貨幣
1.2 限界費用か貨幣数量か
1.3 価格の硬直性=貨幣の信頼性
1.4 インフレは貨幣的現象か
1.5 Keynes-Walras型モデル
1.6 貨幣数量説との理論的関連
章末付録 指数理論の基礎
2.1 寡占の動学的意義
2.2 Keynes-Chamberlin型モデル
2.3 寡占の効能
補遺 デフレの場合
章末付録 Kiyotaki-Wrightモデルの再検討
3.1 「完全雇用政策」の政治経済学的意義
3.2 企業は誰のものか
3.3 名目賃金交渉と「非自発的失業」:Keynes-Carr型モデル
3.4 モデル分析
章末付録 労働組合性悪説(口入屋理論)
4.1 フィリップス曲線は市場の不完全性を表すものか
4.2 労働の学習効果について
4.3 モデルの設定
4.4 市場均衡
4.5 財政・金融政策の経済厚生的意義
4.6 おわりに
第II部 ケインズ理論の哲学的背景
5.1 道徳科学としての経済学:ケインズとロビンスを中心に
5.2 人間としての労働者:ケインズとピグ—を中心に
5.3 おわりに
6.1 はじめに
6.2 本書の構成と内容
6.3 技法・近似としての「合理的期待仮説」
6.4 『貨幣・雇用理論の基礎』の政治経済学的意義