研究
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- 所員の著書(2011年の新刊)
- 大沢(編)『承認と包摂へ 』
所員の著書
大沢真理(編)
『ジェンダー社会科学の可能性 第2巻 承認と包摂へ—労働と生活の保障』
(岩波書店, 2011.08)
2011.10.4更新
- 大沢真理
- はじめに
- 1.労働と社会政策
- 2.福祉国家と労働,ジェンダー
- 3.現代日本の労働と社会政策
- 4.本シリーズ第2巻について
- 大沢真理
- はじめに—危機が露わにしたもの
- 1.ニーズと協同
- 2.比較福祉国家/レジーム論とその限界
- 3.生活保障システムの類型と機能
- 4.日本は最も強固な「男性稼ぎ主」型—2000年代半ばの比較から
- おわりに—グローバル経済の断層線と生活保障システム
- 浅倉むつ子
- はじめに—労働法の男性中心主義批判
- 1.ワーク・ライフ・バランス論
- 2.妊娠・出産と不利益処遇
- 3.禁止されるべき「差別概念」の検討
- 4.同一価値労働同一賃金原則
- おわりに
- 森ます美
- はじめに
- 1.ペイ・エクイティの理念と職務評価
- 2.ペイ・エクイティの射程から見た日本の賃金
- 3.女性の「仕事の価値」と「公平な賃金」—女性の「仕事の価値」と「公平な賃金」
- 4.「公平な賃金」の実現とその課題
- 武川正吾
- 1.ネオリベラリズムの時代
- 2.生産レジームから再生産レジームへ
- 3.システム統合から社会統合へ
- 4.福祉国家の倫理—ケア・承認・連帯
- 阿部彩
- はじめに
- 1.貧困率の男女格差
- 2.貧困の女性化
- 3.ジェンダーの視点からみた社会的排除の概念
- 4.社会的排除の男女格差
- おわりに—政策的インプリケーション
- 遠藤公嗣
- 1.1960年代型日本システム
- 2.労働市場の規制緩和
- 3.雇用平等という労働市場規制
- むすび—第3の途
- 田中夏子
- はじめに—問題意識と議論の流れ
- 1.イタリアにおける「社会的排除」の概要
- 2.「南部」の再生産につながる分配構造
- 3.社会的経済の浮上,制度化,拡大
- 4.むすびにかえて
- 宮本太郎
- はじめに
- 1.20世紀型レジームにおける包摂と承認
- 2.包摂と承認の日本的構造
- 3.日本における包摂の政治の展開
- 4.日本における承認の政治の展開
- おわりに—政策的インプリケーション