東京大学社会科学研究所

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研究

所員の著書

イエスタ・エスピン=アンデルセン(著)大沢真理(監訳)
『平等と効率の福祉革命』
(岩波書店, 2011.11)

2011.11.18更新

謝辞/略語表

序 論

革命的な変化を把握する
複数均衡社会—理論的枠組み

第I部


第1章 女性の役割の革命と家族

女性のライフコースの男性化
家族形成の新しい論理?
ジェンダーによる特化と家庭生産
カップルによる特化の傾向と差異
未完の革命

第2章 新しい不平等

所得不平等の拡大
人口動態のインパクト
女性の革命と不平等
女性の雇用と不平等のつながりを解きほぐす
二極化と福祉国家

第II部


第3章 家族政策を女性の革命に適応させる

家族と福祉レジーム
政策課題
   家族への支援
   有効な両立政策にむけて
ライフコースを通じた女性雇用支援
男性ライフコースの女性化?
新たな福祉ミックス?
   福祉レジーム会計

第4章 子どもに投資しライフチャンスを平等にする

新しい課題
山積みする障害
   所得不平等の拡大
   人口面での課題
社会的相続の背景にある因果メカニズムを特定する
   金銭の重要性
   親の時間投資の重要性
   家族の学習文化の影響
社会的投資戦略
   所得効果を減少させる
   学習環境を同質化する
   母親の雇用と子どもへの影響
結論—家族が子どもに投資することを支援する

第5章 高齢化と衡平

高齢化という挑戦
福祉レジームと高齢者
   家族主義の2つの顔
世代間の公正
   引退の延期
   衡平な財政
子どもを念頭に置いた年金改革—世代間契約を超えて
   ライフコースの変容と新しい不平等
高齢者政策の改革は赤ちゃんから始めなくてはならない

あとがき

解 題

日本語のための用語解説

参考文献

事項・人名索引

国別索引

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