所員の著書

大瀧雅之
『国際金融・経済成長理論の基礎』
(勁草書房, 2013年12月)

2013.12.10更新

はしがき


第I部 現代マクロ経済学批判


第1章 新古典派マクロ経済学批判とわれわれの理論

1.1 はじめに
1.2 新古典派マクロ経済学とヒックスの「週」
1.3 貨幣を含んだ効用関数
1.4 ニューケインジアンの理論と現実の日本経済
1.5 われわれの理論——労働生産性とインフレの関連
1.6 ケインズ理論の本質——貨幣経済と物々交換経済では価格の働きが異なる
付録

第2章 労働の不可分性とルーカス理論再考

2.1 はじめに
2.2 労働の不可分性——労働の限界不雇用が単調に増加する理論では失業を説明できない
2.3 労働の不可分性をいかに表現するか
2.4 ルーカス理論再考
付論 貨幣理論の総括

第II部 国際金融理論


第3章 変動レート制の基礎理論

3.1 はじめに
3.2 モデル
3.3 比較静学
3.4 結論
数学付録

第4章 基軸通貨制度の機能——国際的流動性の供給とソブリンリスクへの保険機能

4.1 はじめに
4.2 モデル
4.3 基軸通貨制度の脆弱性
4.4 基軸通貨制度と最適通貨圏
4.5 結論

第5章 最適通貨圏理論のミクロ経済学的基礎——資本移動の自由化と国民経済

5.1 はじめに
5.2 モデル
5.3 中央銀行統合としての最適通貨圏論
5.4 結論

第6章 地域的な固定レート制度の維持可能性——ユーロは厳格な財政規律により維持可能か?

6.1は じめに
6.2 モデル
6.3 「厳格な経済政策」の厚生経済学的意義
6.4 「お手上げ問題」(hold-up problem)の発生
6.5 結論

第7章 変動レート制度下における対外直接投資——産業空洞化の経済学

7.1 はじめに
7.2 モデル
7.3 対外直接投資の厚生経済学的含意
7.4 結論

第III部 経済成長理論


第8章 資本蓄積再論——企業組織とは何か

8.1 はじめに
8.2 投資の調整費用とは何か
8.3 企業成長の理論
8.4 経営権と企業成長のコンフリクト
8.5 結論

第9章 独占的競争下の貨幣的成長理論——政府の規模はなぜ拡大するか

9.1 はじめに
9.2 生産能力拡張か費用削減か
9.3 理論のインプリケーション——財政赤字の累増はなぜ起きるか
9.4 モデル
9.5 財市場の均衡条件と経済成長
9.6 経済厚生・所得分配とインフレーション
9.7 経済成長の持続可能性と財政赤字
9.8 結論
付論 経営者のアニマルスピリットと経済成長——貨幣経済における内生的成長のメカニズム

第10章 完全競争と独占的競争における貨幣的成長理論

10.1 はじめに
10.2 モデル
10.3 財市場の競争状態と財政の維持可能性
10.4 結論
参考文献
索引

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