東京大学社会科学研究所

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研究

社研セミナー

日本の学力格差の経年変化と国際比較
森いづみ(社会科学研究所)

日時:2021年7月13日(火)15時~16時40分
※所内限りの開催となります。
場所:N/A

報告要旨

 2000年代以後,日本では学力調査をともなう社会調査データの整備にともない,学力の水準や規定要因に関する分析が増加してきた.本報告では義務教育段階の生徒を対象とし,より長期的かつ国際的な視点から,日本社会でなぜ,どのように学力格差が生じてきたのかの一端を解明する.1995年以後,日本では小学4年と中学2年の生徒を対象として行われている国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)や,1964年・1982年の第1回および第2回国際数学教育調査(FIMS, SIMS)の国際学力調査データを用いて,家庭の社会経済的背景が学力や学習意識に及ぼす影響や,学校間の学力格差の推移,学校独自の影響や通塾の因果効果などに注目しながら,以上の課題を実証的に明らかにすることをめざす.