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研究

社研セミナー

チャレンジストレッサーと若年労働者の成長
池田めぐみ(社会科学研究所)

日時:2022年1月11日(火)15時~16時40分
場所:オンライン(Zoom)
※所内限りの開催となります。

報告要旨

 近年、若年労働者は働く上で大きなストレスを抱えている。一方で、若年労働者は負荷がかかるような経験、すなわち、ストレス経験を通じて成長するとも指摘される。 Cavanaugh et al. (2000) は、仕事の要求度を、成長につながり得るストレッサーと、個人の目標達成を妨げるストレッサーに分類した。前者は、チャレンジストレッサーと呼ばれ、ストレス反応を生じさせる一方で、パフォーマンスを高め得ると指摘される。本報告では、若年労働者の成長を捉える指標として、業務能力の向上実感を扱い、チャレンジストレッサーと若年労働者の成長の間にはどのような関係があるのか、検討した結果を示す。


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