東京大学社会科学研究所

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私の法社会学研究と大学ガバナンスの考え方
──研究者として、大学人として(佐藤岩夫教授最終報告)
佐藤岩夫(社会科学研究所)

日時:2023年3月14日(火)15時~17時
場所:オンライン(Zoom)
参加方法:所外の方はこちらのお申込フォームからお申込ください。前日にZoomのURLを送付いたします。

(申込締切日:3月13日 16:00)

報告要旨

 報告者が社会科学研究所に着任してから22年あまりがたつ。この間、報告者は、法社会学研究者として、法社会学の基礎研究、住宅政策・住宅レジームと法、司法制度、司法アクセス、市民社会の公共性の法的基盤などの分野で研究を行ってきた。それらの研究をあらためて振り返ると、折々に取り組んだ課題はさまざまでありつつも、いくつかの共通の関心にそって研究を行ってきたと感じる。本報告では、報告者のこれまでの法社会学研究を振り返り、現時点での研究の到達点および課題を確認することで、今後の研究につなげる一区切りとしたい。

 また、報告者は、学内外のさまざまな経験を通じて、大学、特にそのガバナンスのあり方や学問の自由を支える制度的基盤といったことについて考える機会にも恵まれた(あるいは、否応なくそういったことを考えなければならない立場にたたされたというのが実感に近い)。個人史的な経験に基づく議論の域を出るものではないが、報告の後半では、一大学人として大学のガバナンスのあり方について感じてきたいくつかの事柄についても述べたい。



※ 佐藤教授の最終報告に引き続き、高橋裕氏(神戸大学大学院法学研究科教授・法社会学)、高村学人氏(立命館大学政策科学部教授・法社会学)、宇野重規氏(社会科学研究所教授・政治思想史・政治哲学)によるコメントとディスカッションを行います。




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