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社研サマーセミナー 2016
「学ぶ」と「働く」のあいだ
―社会科学で何が見えるか―
2016年8月4日(木)(終了いたしました)
東京大学社会科学研究所 センター会議室
(本郷キャンパス 赤門総合研究棟5階)
社会科学研究所では、所員の研究成果をご報告する社研サマーセミナーを下記の要領で開催いたします。
今年は「『学ぶ』と『働く』のあいだ――社会科学で何が見えるか」と題し、教育学、社会学、経済学といった社会科学分野で得られた知見について、ご報告します。皆さまの教育現場でのご経験を共有させていただきながら、所員も交えて議論する時間も設けております。今回のセミナーが、中高生が「社会」について学んでいく上での手がかりを得られる場となれば幸いです。ふるってご参加ください。
プログラム
8月4日(木)
- 10時00分
受付開始
- 10時30分
開会 (大沢真理 所長 挨拶)
- 10時40分~12時20分
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「教育を通して社会を考える」
佐藤香 教授教育を社会システムの一部と考えると、どのようなことが見えてくるのでしょうか。この講義では、教育学部・教育学科への進学を考えている高校生を念頭において、教育経済学や教育社会学の研究を紹介し、「教育を受ける」ということについて考えてもらうことを目的としています。
※こちらの講座へはすでに申込済みの高校生も参加予定です。 - 13時30分~15時10分
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「ロスジェネの教訓:卒業時の労働市場状況の長期的影響」
近藤絢子 准教授バブル崩壊後の不況の中で就職活動をせざるを得なかった「ロスジェネ」「氷河期世代」の現状について確認しながら、これから働き始める若い世代に対して何ができるのかのヒントを得られるような講義にしたいと思います。
- 15時30分~17時10分
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「学校から仕事への移行の来し方・行く末:個人と社会の視点から」
石田賢示 准教授「学校から仕事への移行」の研究は、教育システムと労働市場のつながり方を明らかにするテーマです。若年者の移行に関する変化と不変、教育にできること・できないことを考えるきっかけとなるように、講義と参加者の皆さんとの議論を進めたいと考えています。
■対象: | 中学校および高等学校教員ほか(一般の方も参加可能です) |
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■定員: | 40名(先着順、定員に達し次第受付を終了します) |
■参加費: | 無料 |
■受講証: | 講義をすべて受講された方には受講証を発行いたします(希望者のみ) |
■申し込み方法: | 申込み受付は終了しました |
当日の様子
所長挨拶:大沢真理教授
「教育を通して社会を考える」佐藤香教授
「ロスジェネの教訓:卒業時の労働市場状況の長期的影響」近藤絢子准教授
「学校から仕事への移行の来し方・行く末:個人と社会の視点から」石田賢示准教授
質疑応答の様子
司会・コーディネーター:田中隆一准教授
司会・コーディネーター:飯田高准教授