基本的活動

研究成果の発信

社会科学研究所の出版物

 社会科学研究所が研究成果を日常的に発信する媒体として独自に運営しているのは、「社会科学研究」および「社会科学研究所研究シリーズ」です。

 1948年に創刊された研究所の紀要「社会科学研究」は、1998年度(第50巻)以降、特集テーマを設定し、編集委員会の企画した所内外の研究者の論文のほかに、テーマにかんする一般投稿論文を募集して審査のうえで掲載する、という開かれた編集方針を採用しています。この改革は、大学の紀要はどのような役割をはたすべきかについての模索の一帰結であり、2004年度には「労働組合研究」「混迷する財政・金融構造改革:90年代以降の政策分析」「経済法・経済規制と産業組織」「『法の支配』の現代的位相」というテーマを取り上げました。

 「社会科学研究所研究シリーズ」は、従来の社会科学研究所「資料」「調査報告」シリーズを統合しつつ、全所的プロジェクト研究、助手論文、調査報告その他の所員の研究成果を発表する媒体として、2002年度から本格的に刊行されています。このシリーズは、分量やテーマの点で「社会科学研究」への掲載が適当ではなく、市販の刊行物として出版することも困難な所員の研究に発表の場を確保するという役割をはたしており、「社会科学研究」と同様に全国の大学・研究機関などに寄贈されています。

 これら2つの刊行物については、電子媒体による流通という新時代の要請に応えて、紙媒体の刊行を前提としつつ、オンライン化することをめざしています。

 このほか、SSJデータアーカイブは“SSJDAリサーチペーパーシリーズ”を、人材ビジネス研究寄付研究部門は“人材ビジネス研究寄付研究部門研究シリーズ”をそれぞれ刊行しています。

 また、個々の所員の責任のもとに、統一した形式でより中間的な研究成果を発表する場として“Discussion Paper Series”があり、2013年度末で、外国語シリーズはF-168、日本語シリーズはJ-214まで刊行されています。全所的プロジェクト研究からも、研究プロセスにおける成果が“ISS Joint Research Project. Discussion Paper”として刊行されています。

 なお、個々の所員が刊行した編著書は、この5年間で80冊近くに及んでいます。このうちの相当数は所員が編者としてまとめたものであり、このことは、社会科学研究所のスタッフがそれぞれの専門分野において研究の組織者としての役割を活発にはたしていることを物語っています。

社研シンポジウム

 社会科学研究所は、社会科学上の重要問題を取り上げた「社研シンポジウム」を広く社会に公開して実施しています。

スタッフ・セミナーほか

 社会科学研究所では、毎月1回、スタッフ・セミナーを開催し、外国人客員教授をはじめとするスタッフの研究報告を行っています。スタッフ・セミナーは所外にも広く公開され、毎回、所外からの参加を得ています。

 このほか、全所的プロジェクト研究やグループ共同研究(サブ・プロジェクト研究)関係のセミナー、“Contemporary Japan Group”のセミナーなどが日常的に展開されています。

 また、2002年度に発足したランチョン・セミナーは、主として所内研究スタッフの簡便な研究交流の場として不定期に実施されているが、研究所の研究支援スタッフが研究スタッフの研究についての理解を深めることは重要な意味をもつので、昼休みに実施し、職員などの参加を歓迎しています。

東京大学 社会科学研究所

〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1

東京大学社会科学研究所

Tel 03-5841-4904 Fax 03-5841-4905

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