活動の基礎

施設およびシステム管理

施設

 社会科学研究所の従来からの建物(本館)は、地上7階、地下1階の5,644m²からなっています。このスペースには、かつては、主として研究室、書庫および図書事務室、事務室、会議室、演習室などが配置されていましたが、ひとつには、外国人客員教授や客員研究員・研修員など外国人研究者のためのスペースが、もうひとつには、 SSJデータアーカイブ、SSJJの編集、コンピュータ・システムの管理など新たな活動・業務のためのスペースが広がってきた結果、著しく狭隘化してきていました。

 このようななかで、2003年度に旧経済学部棟の全面改修が完了し、経済学研究科・人文社会研究科・教育学研究科と共同利用の赤門総合研究棟として利用可能となりました。社会科学研究所は、同棟5階に新規利用スペース(627m²、共通部分を含め981m²)を得たため、日本社会研究情報センターの業務関係スペース、同センター関係スタッフ研究室、客員研究員用研究室などをこのスペースに配置しました。

 これによって施設環境は一定程度改善されました。しかし、依然としてスペースに対する需要は増え続けています。例えば、外国人研究者などのためのスペースのいっそうの拡充、今後伸ばしてゆくべき日本社会研究情報センターの活動のひとつである社会調査データの創出にかかわるスペース、システム管理のための安全な環境を確保するのに必要なスペース、などがそれです。また、書庫の狭隘化は引き続き解決を求めている問題として残っています。この点では、文系の諸部局とともに、本郷以外のキャンパスをも見渡しつつ文系のための図書スペースを確保することに努める必要があります。

 一方、地震を含む災害に備えた安全な施設環境の創出も、財政的手当ての困難な分野ではありますが、忘れてはならない課題です。

コンピュータ・ネットワーク・システム

 社会科学研究所においては、ここ数年間の自助努力により、所内LANを基盤とした比較的高度なコンピュータ・ネットワーク・システムが構築されています。

 ホームページは、広報活動の中心的手段であるだけではなく、SSJデータアーカイブに代表される研究所の特徴的な活動のためのなくてはならない舞台ともなっています。また、研究所内外にわたる情報流通の基本的手段である電子メールのほか、Desknet’sシステムを導入することによって所内における施設利用の計画化、文書管理の合理化などを図っています。

 また、ネットワーク・システムを安定的に運営してゆくために、研究スタッフ・支援スタッフのネットワークにたいする理解を深め、さらには端末管理やシステム管理にかかわる技能を向上させることをめざして、2000年度から開始されたネットワーク・オリエンテーションが、引き続き実施されています。

 このようなシステムを運用するために、現有するポストを割いてシステム管理を担当する複数のスタッフを配置してきました。そのため、コンピュータ・ウィルスの汚染などのトラブルに対しても、比較的迅速な対応を独自に行うことが可能となっています。

 しかし、コンピュータ端末に対する需要とそれにともなうサポート需要は増える一方であり、研究所内で自己完結的なシステムを維持することは限界に近づきつつあります。全学的なレベルでネットワーク・システムを構築する方向性を明らかにしたうえで実施計画を立て、それに合わせて全学システムと研究所のシステムとの振り分けを図ってゆくことが緊急の課題です。また、研究所内においては、独自なコンピュータ・システムをなす事務系および図書系をも包括したシステム管理の体制を再構築する必要があります。

東京大学 社会科学研究所

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