社研セミナー

中国財政システムの歴史的展開
加島潤 (横浜国立大学 准教授)

日時:2012年11月13日 14時50分-16時30分
場所:センター会議室(赤門総合研究棟5F)

報告要旨

 中国では、1911年の辛亥革命、1949年の中国共産党による革命といった政治体制の変革に伴い、その財政システムも政策目標や客観的条件に応じて大きく変更されてきた。そのなかで常に焦点となったのは、中央―地方政府間の財政関係であり、1978年の改革開放政策の実施以後も依然として重要な政策課題として存在し続けている。

 本報告は、こうした中国の財政システムの長期的な変動について、比較的研究の少ない計画経済期(1949-78年)に注目し、その中央―地方財政関係における特徴と歴史的意義を論じる。分析においては、報告者が作成した計画経済期中国の地方財政データベース(加島潤『中国計画経済期財政の研究――省・直轄市・自治区統計から』(東京大学社会科学研究所現代中国研究拠点研究シリーズNo.10、2012年3月)を利用し、主に各省・直轄市・自治区レベルでの地域間比較を行う。

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