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教育・社会連携

社研サマーセミナー 2017

これからの日本を社会制度から考える

2017年8月3日(木)

東京大学社会科学研究所 センター会議室
本郷キャンパス    赤門総合研究棟5階 )
受付は終了いたしました。

 社研所員の研究成果を報告する社研サマーセミナーを中学校および高等学校教員を対象に開催いたします。
 今年は「これからの日本を社会制度から考える」と題し、特に法律や経済の観点から、日本が抱える課題や進行中の制度改革、そして制度のあるべき姿について3名の所員が報告します。皆さまの教育現場でのご経験を共有させていただきながら、所員も交えて議論する時間も設けております。今回のセミナーが、中高生が社会のしくみや将来の自分自身の生き方を考えるうえでの手がかりを得られる場となれば幸いです。ふるってご参加ください。

プログラム

8月3日(木)
10時00分
受付開始
10時30分
開会 (大沢真理所長 挨拶)
10時40分~12時20分
「働くこと」の意味と「働き方改革」
水町勇一郎 教授

 「働くこと」は「喜び」か「苦しみ」か?「働くこと」の意味は時代や国によって異なるのか?「働くこと」は日本ではどのようにとらえられてきたのか?「働き方改革」の根底にあるものとこれからの方向性についていっしょに考えましょう。

13時30分~15時10分
現代日本経済を生きる
佐々木彈 教授

 日本の高校教育に占める経済学の比重と地位は先進諸外国に比べ低すぎますが、これからの日本社会が直面する様々な問題に立ち向かうためには、経済学の知識が必要です。本講では「格差」「人口減少」など現代日本経済の諸問題を効用理論・成長論など経済学の基礎中の基礎に照らし概説、一般的な教材では取り上げにくいような問題にも光を当てます。

15時20分~17時00分
データから見る日本国憲法の可能性と限界
ケネス・盛・マッケルウェイン 准教授

 施行70年を迎えた日本国憲法ですが、国際的に見てどのような特徴があるのでしょうか?18世紀以降に制定された約900の憲法のデータを用い、日本国憲法の人権や統治機構の規定を分析し、憲法改正の必要性を検討します。

■対象: 中学校および高等学校教員ほか(一般の方も参加可能です)
■定員: 40名(応募者が定員を超えた場合には、中学校および高等学校教員の方を優先します)
■申込締切: 2017年7月10日(月)
※受講の可否については7月18日(火)までにご連絡をします。なお、応募人数が定員を大幅に超過した場合、募集を締切る場合があります。ご注意下さい。
■参加費: 無料
■受講証: 講義をすべて受講された方には受講証を発行いたします(希望者のみ)
■申し込み方法: 受付は終了いたしました。
※センター会議室へのバリアフリーアクセスは、赤門総合研究棟の赤門寄りの玄関から入館してください。
■問い合わせ先: 東京大学社会科学研究所 所長室
社研サマーセミナー担当(summerws@iss.u-tokyo.ac.jp )

当日の様子

大沢真理所長

開会挨拶: 大沢真理所長

水町勇一郎教授

「『働くこと』の意味と『働き方改革』」
水町勇一郎教授

佐々木弾教授

「現代日本経済を生きる」 佐々木弾教授

ケネス・盛・マッケルウェイン准教授

「データから見る日本国憲法の可能性と限界」
ケネス・盛・マッケルウェイン准教授

質疑応答の様子

質疑応答の様子

近藤絢子准教授

司会コーディネーター: 近藤絢子准教授

飯田高准教授

司会コーディネーター: 飯田高准教授

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