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社研サマーセミナー 2021
危機対応の社会科学
2021年7月10日(土)
オンライン開催
受付は終了いたしました
社研所員の研究成果を報告する社研サマーセミナーを中学校および高等学校教員を対象に開催いたします。
今年は2016年から2020年度にかけて実施された全所的プロジェクト「危機対応の社会科学」の研究成果を中心に、危機の時代における社会科学からの考察を報告いたします。皆さまの教育現場でのご経験を共有させていただきながら、所員も交えて議論する時間も設けております。中高生が現実の「社会」あるいは「危機」について学んでいく上での、手がかりを得られる場となれば幸いです。ふるってご参加ください。
プログラム
(チラシのダウンロードはこちらから)7月10日(土)
- 10時20分
受付開始
- 10時30分
開会 (玄田有史所長・前全所的プロジェクトリーダー 挨拶)
- 10時40分~12時20分
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危機を転機に変える―東日本大震災と企業の危機対応―
中村尚史 教授大規模自然災害のように未然に防ぐことが難しく、かつ想定を超える危機に、私たちはどのように対応したらよいのでしょうか。この講義では、東日本大震災で被災した岩手県釜石市の地域企業が、「危機は転機」という発想の転換によって危機を乗り切り、事業を再構築していく過程を詳細に検討します。その事例を通して、危機に対する事前と事後の対応について考えたいと思います。
- 13時00分~14時40分
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危機と制度
飯田高 教授社会に存在するさまざまな制度は、危機を回避したり危機に対処したりするためのしくみとして捉えられます。ところが、これとは逆に、制度が危機を発生させる、あるいは危機を増幅させるという場合もあります。この講義では、具体例を交えながらこのメカニズムについて議論し、より良い制度の作り方を考えていきます。
- 14時50分~16時30分
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アジア経済の達成と展望―米中対立とコロナ危機のなかで―
伊藤亜聖 准教授世界経済の中でアジアは「奇跡」とも呼ばれる高成長を実現してきました。21世紀に入り、中所得国化の広がりという達成の一方で、少子高齢化の深刻化や所得格差の拡大も指摘されています。この状況下、米中対立やコロナ危機といった新たなショックが加わりました。報告者が編集に参画したアジア経済の教科書のエッセンス、そして近年の危機へのアジア経済の対応を報告したいと思います。
■対象: | 中学校および高等学校教員ほか(一般の方も参加可能です) |
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■定員: | 50名(応募者が定員を超えた場合には、中学校および高等学校教員の方を優先します) |
■申込締切: | 2021年7月5日(月) ※受講者にはセミナー前日までにオンライン開催のZoom URLをご連絡します。なお、応募人数が定員を大幅に超過した場合、募集を締切る場合があります。ご注意下さい。 |
■参加費: | 無料 |
■受講証: | 講義をすべて受講された方には受講証を発行いたします(希望者のみ、PDF発行) |
■お申込方法: | 受付は終了いたしました。 |
1週間以内に受付確認メールが届かない場合は、受付が完了していない可能性がありますので、下記へお問い合わせ下さい。 | |
※迷惑メール対策等の設定により、メールが届かない場合があります。「@iss.u-tokyo.ac.jp」からのメール受信が可能な設定にしてください。 | |
■問い合わせ先: | 東京大学社会科学研究所 研究戦略室 社研サマーセミナー担当(summerws(at)iss.u-tokyo.ac.jp) |
・「(at)」を「@」に変更の上、メールを送信してください。 |