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教育・社会連携

社研サマーセミナー 2019


社会の中のルールと会社

2019年8月8日(木)

東京大学社会科学研究所 センター会議室
本郷キャンパス    赤門総合研究棟5階)
受付は終了いたしました。

 社研所員の研究成果を報告する社研サマーセミナーを中学校および高等学校教員を対象に開催いたします。
 会社や国家はある目的のために組織され、ルールに則って運営されていると思われていますが、実態は少し違いがあるようです。今回のセミナーでは、現在の国内の社会とルールのあり様と、現在のルールができる前の明治期炭鉱会社運営を比較して、現代日本社会の問題を考察します。皆さまの教育現場でのご経験を共有させていただきながら、社会が抱える諸問題について一緒に考えていきたいと思います。ふるってご参加ください。

プログラム(チラシのダウンロードはこちらから)

8月8日(木)
10時00分
受付開始
10時30分
開会 (佐藤岩夫所長 挨拶)
10時40分~12時20分
国家は借金を返さなければならないのか
藤谷武史 教授

 「借りたお金は返しましょう」というのは私たちの社会の基本的なルールのように思えます。私たちにルールを執行する立場にある国家であれば、尚更そうかもしれません。ところが最近では、あまりに巨額になりすぎた日本国の借金(公的債務)を前にして、「これを全部(増税して)返却するなんて現実的でない」「そもそも国家は借金を返さなくてもよい」という意見も出されています。私たちはどう考えたらよいのでしょうか?

13時30分~15時10分
日本人の規律性と勤勉性:近代における炭鉱労働を中心に
森本真世 講師

 私たち日本人は、非常に勤勉な国民である、とよく耳にします。しかし、それは最近の傾向であり、明治から大正に変わろうとする頃でも、怠ける労働者が多いことは会社の悩みの種でありました。近代化を担った当時の労働者はいかに働かなかったのか、会社はいかに働かせようとしていたのか、これらについて炭鉱労働を中心に探っていきます。

15時20分~17時00分
なぜ契約は守られなければならないのか:契約の拘束力と契約法の役割
石川博康 教授

 契約を守らない場合には損害賠償などの法的な制裁が課せられることになりますが、そもそも契約を破ることは道徳的・倫理的観点からも非難されるべきことなのでしょうか? 契約を守らなければならない理由は何に求められるべきでしょうか? この講義では、契約の拘束力の根拠などをめぐる議論を辿りながら、契約に関する法ルールとしての「契約法」が果たすべき役割について、考えてみたいと思います。

■対象: 中学校および高等学校教員ほか(一般の方も参加可能です)
■定員: 40名(応募者が定員を超えた場合には、中学校および高等学校教員の方を優先します)
■申込締切: 2019年7月8日(月)
※受講者には7月16日(火)までにご連絡をします。なお、応募人数が定員を大幅に超過した場合、募集を締切る場合があります。ご注意下さい。
■参加費: 無料
■受講証: 講義をすべて受講された方には受講証を発行いたします(希望者のみ)
■お申込方法: 受付は終了いたしました。
1週間以内に受付確認メールが届かない場合は、受付が完了していない可能性がありますので、下記へお問い合わせ下さい。
※迷惑メール対策等の設定により、メールが届かない場合があります。「@iss.u-tokyo.ac.jp」からのメール受信が可能な設定にしてください。
※センター会議室へのバリアフリーアクセスは、赤門総合研究棟の赤門寄りの玄関から入館してください。
※参加に際して配慮が必要な方はお申込み時にお知らせください。
■問い合わせ先: 東京大学社会科学研究所 研究戦略室
社研サマーセミナー担当(summerws(at)iss.u-tokyo.ac.jp)
・「(at)」を「@」に変更の上、メールを送信してください。
・ただし、メールソフトやブラウザーの設定など技術的なご質問には対応できません。あらかじめご了承ください。