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- 所員の著書(2004年の新刊)
- 渋谷博史/平岡公一編著『福祉の市場化をみる目 資本主義メカニズムとの整合性』 (講座福祉社会11)
所員の著書
渋谷博史/平岡公一編著
『福祉の市場化をみる目 資本主義メカニズムとの整合性』 (講座福祉社会11)
(ミネルヴァ書房、2004年10月)
Contents
序 章 20世紀の経済成長と市場化と福祉社会・・・・・渋谷博史
第I部 福祉国家形成のためのコスト
第1章 福祉国家と安全保障のコスト−沖縄問題の本質−・・・平 剛
第2章 成長至上主義と企業ガバナンス問題−水俣郊外−・・・矢作正
第3章 薬害HIV感染と企業ガバナンス−<>産・官・学>の構造的視点から−・・・仲尾唯治
第4章 拡大生産者責任と経済学−「外部不経済の内部化」の新たな意義−・・・熊本一規
第II部 福祉制度における市場論理
第5章 日米の公的年金における市場市場原理−垂直的所得再分配との関係−・・・佐藤隆行
第6章 日本の確定拠出型年金(401k)−アメリカ401(k)との比較を中心に−・・・吉田健三
第7章 日本の住宅金融システムの転換と証券化の課題−1990年代以降の住宅金融公庫の役割の変化−・・・井村進哉
第8章 アメリカの福祉改革−公的扶助に浸透する市場論理とその理由−・・・根岸毅宏
第III部 福祉メカニズムにおける市場論理の強まり
第9章 疑似市場論−社会福祉基礎構造改革と介護保険に与えた影響−・・・駒村康平
第10章 農協の高齢者介護ビジネス−介護保険制度下における総合農協の事例分析を中心に−・・・井上洋一
第11章 保育サービス提供主体の多様化−保育ビジネスを中心として−・・・新保幸男
第12章 アメリカにおける非営利団体と市場化−社会福祉における進展状況と論点・課題−・・・木下武徳
終 章 社会サービスの市場化をめぐる若干の論点−まとめに代えて−・・・平岡公一