所員の著書
末廣昭(編)
『岩波講座 「帝国」日本の学知 6 地域研究としてのアジア』
(岩波書店、2006年4月)
序章 他者理解としての「学知」と「調査」末廣昭
第1章 アジア調査の系譜:満鉄調査部からアジア経済研究所へ末廣昭
第2章 農業農村調査の系譜:北京大学農村経済研究所と「齊民要術」研究田島俊雄
第3章 柳田民俗学の東アジア的展開鶴見太郎
第4章 日本占領期の社会調査と人類学の再編:民族学から文化人類学へ中生勝美
第5章 調査統計の系譜:植民地における統計調査システム佐藤正広
第6章 近代日本の海外通商情報戦略と東南アジア清水元
第7章 戦前・戦中期高等商業学校のアジア調査:中国調査を中心に松重充浩
第8章 華僑・華人調査:経済力調査・日貨排斥・抗日運動調査濱下武志
第9章 長期経済計画と産業開発:「生産力拡充計画」から「経済自立五ヵ年計画」へ岡崎哲二
第10章 日本の中国調査機関:国策調査帰還設置問題と満鉄調査組織を中心に井村哲郎
第11章 調査機関・団体とその資料:東南アジア早瀬晋三
付録 アジア調査研究関連人物データ末廣昭