東京大学社会科学研究所

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研究

所員の著書

佐藤博樹(編著)
『働くことと学ぶこと—能力開発と人材活用—』
(ミネルヴァ書房, 2010.03)


はじめに

第1章 働くことと学ぶこと−能力開発の現状と課題

佐藤博樹
1 重要性を増す能力開発
2 能力開発の現状−働くことと学ぶこと
3 本書で明らかになった点
4 調査結果と政策的インプリケーション

第2章 「最初の三年」は何故大切なのか

玄田有史堀田聰子
1 背景と目的
2 最初三年の勤務状況
3 推定結果
4 適職感覚経験者の特徴
5 最初の三年での適職体験

第3章 集中的な仕事への取り組みとその能力開発効果
     −「必死に働くこと」と能力開発

百瀬賢志
1 「必死で働くこと」への着目
2 「必死で働いたこと」と個人属性
3 「必死で働くこと」の能力開発効果
4 「相談」となる環境の構築
5 「必死で働くこと」と企業の人材育成施策

第4章 能力開発の就業率・収入への効果

黒澤昌子
1 能力開発は有効か
2 調査時点までの能力開発状況
3 学業後以降の能力開発の効果
4 自己啓発という能力開発手段

第5章 女性の就業継続と職場環境
     −学卒後三年間の仕事経験

黒澤昌子・原ひろみ
1 女性の就業継続と初職の環境
2 就業継続期間の定義と、就業継続確率を規定する要因
3 平均的な就業継続期間
4 計量分析のフレームワーク
5 推定結果
6 女性の就業継続を促すのは

第6章 「初職非正社員」は不利なのか
     −「最初の三年」の能力開発機会とその後のキャリア

堀田聰子
1 「初職非正社員」の能力開発への着目
2 入職の年代、初職の就業形態と最初三年の能力開発
3 初職の就業形態、最初三年の能力開発と成長経験
4 最初の三年における能力開発機会の規定要因
5 初職非正社員の就業形態の変遷
  −正社員への移行の実態とその規定要因
6 非正規社員から正規社員への移行の規定要因
  −最初の三年における能力開発
7 初職の就業形態の違いをこえて

第7章 民間企業の能力開発

原ひろみ
1 企業内訓練の現状と本章の分析目的
2 一九七〇年代前半以降のOff-JT受講状況の推移
3 近年の能力開発
4 相談の機会や先輩が指導する雰囲気のある職場とは?
5 企業内訓練を促すために

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