東京大学社会科学研究所

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研究

所員の著書

辻村みよ子・大沢真理(編)
『ジェンダー平等と多文化共生—複合差別を超えて』
(東北大学出版会, 2010.03)


はしがき 
辻村みよ子・大沢真理
序論 グローバル時代のジェンダー平等と「共生」
辻村みよ子

第1部 ジェンダー平等と多文化共生

第1章 グローバリゼーションのもとのネオリベ改革と「ジェンダー論争」・「多文化共生」
上野千鶴子
第2章 フェミニズムから見た「多文化共生」
フランセス・オルセン
(中村文子訳)

第2部 経済格差・労働・家族

第3章 生活保障システムとグローバル経済危機
大沢真理
第4章 「日本型均衡処遇」の意義と限界
—「正社員/パートの均衡処遇」政策の現実化過程の分析—
木本喜美子
第5章 女性の経済的不利益と家族—分配的正義におけるミクロ・マクロ問題—
田中重人

第3部 移民の人権・シティズンシップと共生政策

第6章 日本における外国人のシティズンシップと多文化共生
近藤敦
第7章 多文化共生とジェンダー平等
ナタリー・デ=ロジェ
(茂木洋平訳)
第8章 豊かな多文化共生社会へ向けて—ケベックの試み
アラン—G・ガニョン/古地順一郎
(古地順一郎訳)

第4部 現代の統合と字ジェンダー・多文化共生

第9章 ドイツにおける「統合」問題—国籍・ジェンダー・宗教
広渡清吾
第10章 宗教・文化とジェンダー—スカーフ問題にみる複合差別
辻村みよ子
第11章 「多言語状況」における言語政策—EUとフランスの場合
糠塚康江

補 論 個人の創造性/選択の自由と多文化共生

—「あとがき」にかえて
原ひろ子
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