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- 宇野・伊達・髙山(編著)『社会統合と宗教的なもの』
所員の著書
宇野重規・伊達聖伸・髙山裕二(編著)
『社会統合と宗教的なもの—十九世紀フランスの経験』
(白水社, 2011.07)
⇒新刊著者訪問にて宇野重規教授にインタビューしています。
宇野重規
第一章 商業社会・宗教感情・連帯
古城毅
一 未来像の揺らぎ
二 新秩序をめぐって
三 共和主義と商業社会論
四 「宗教感情」に基づく連帯
第二章 民衆・宗教・社会学
杉本隆司
一 社会学思想の源流へ
二 「宗教」から「宗教的なもの」へ
三 実証主義による「宗教」の再発明
四 世俗化と「信じること」の行方
第三章 民主主義と宗教
髙山裕二
一 ラムネの時代
二 「新しいポシュエ」の登場
三 未来のために
四 民衆のために
五 「共和国の神学」と〈統合の理由〉
第四章 神と「正義」
金山準
一 「神学者」と「アナーキスト」
二 『所有権とは何か』
三 『貧困の哲学』
四 『革命における正義と教会における正義』
五 「正義」から「アナルシー」へ
六 内在性と超越性
第五章 宗教革命としての民衆教育
伊達聖伸
一 ビッグスリーの陰に隠れて
二 思想形成期の特徴
三 宗教論の基本構造と宗教史の枠組み
四 政治革命の前提としての宗教革命
五 民衆教育の脱宗教的な宗教性
六 自由主義の行方
第六章 見出された信仰
北垣徹
一 忘れられた思想家
二 ルヌーヴィエの生涯
三 共和国の政治原理
四 自由なる主体を求めて
五 有限/相対/内在という選択
終章 「人格」と社会的連帯
田中拓道
一 十九世紀フランスの「社会科学」と「人格」
二 実証主義とロマン主義
三 十九世紀半ばの社会科学
四 社会学と「人格の聖性」
五 デュルケムと現代