研究
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- 水町勇一郎『労働法〔第6版〕』
所員の著書
水町勇一郎
『労働法〔第6版〕』
(有斐閣, 2016年3月)
2016.3.29更新
はじめに——労働法の性格を知り,その根底にあるものを考える
- 労働法の「日常性」
- 労働法の「政策性」
- 労働法の「根源性」
- 労働法の根底にあるもの
第1編 労働法の歴史と機能——労働法の背景や基盤を知り,その意味を探る
第1章 労働法の歴史
- 労働法の誕生——「集団」の発明
- 労働法の発展——「黄金の循環」
- 労働法の危機——「フォード・モデル」の解体
- 労働法の未来——労働法はどこへいくのか?
第2章 労働法の機能
- 労働法の背景にある社会システム
- 社会システムと労働法
第2編 労働法総論——労働法の全体像と枠組みを知る
第1章 労働法の基本構造
- 労働法の全体像
- 労働関係の規律構造
第2章 労働法上の当事者
- 「労働者」
- 「労働組合」
- 「使用者」
第3章 労働法の法源
- 強行法規
- 労働協約
- 就業規則
- 労働契約
第3編 雇用関係法——労働者と使用者の個別の関係を規律する法
第1章 雇用関係の変遷
- 雇用関係の成立
- 雇用関係の展開
- 雇用関係の終了
第2章 雇用関係の内容
- 労働者の人権の保障
- 基本的労働条件
- 労働者の安全・健康の確保
- 年少者・女性の保護
- 労働と私生活の調和
第3章 非正規労働者に関する法
- 総説——日本の非正規労働者の状況と学説・裁判例の展開
- パートタイム労働者をめぐる立法——パートタイム労働法による規制
- 期間の定めのある労働契約をめぐる立法
- 労働者派遣をめぐる立法
第4編 労使関係法——労働者,使用者と労働組合との集団的な関係を規律する法
第1章 労使関係の基本的枠組み
- 労働組合
- 団体交渉と労働協約
第2章 団体交渉促進のためのルール
- 団体行動権の保障
- 不当労働行為の禁止
第5編 労働市場法——求職者と求人者との取引に関する法
第1章 雇用仲介事業の規制
- 規制の趣旨・経緯
- 職業紹介事業の規制
- 労働者供給事業の規制
第2章 雇用政策法
- 労働市場政策の類型と動向
- 消極的労働市場政策——雇用保険による求職者給付・就職促進給付
- 積極的労働市場政策
第6編 労働紛争解決法——労働紛争を解決するための法
第1章 日本の労働紛争の特徴
- 伝統的特徴——訴訟回避の傾向
- 今日における変化——集団紛争から個別紛争へ
第2章 労働紛争解決システム
- 企業内紛争解決システム
- 行政による紛争解決システム
- 裁判所による紛争解決システム
むすび——日本の労働法の特徴と課題について,もう一度考える
- これまでの日本の労働法の特徴
- 考察——これからの雇用社会と労働法のあり方
⇒『労働法〔第3版〕』について水町勇一郎教授にインタビューしています。