研究
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所員の著書
東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター(編)渡邉大輔・相澤真一・森直人(編著)
『総中流の始まり 団地と生活時間の戦後史』
(青弓社, 2019年11月)
2019.12.25更新
はじめに 相澤真一・渡邉大輔
第1章 普通の時間の過ごし方の成立とその変容――高度経済成長期の団地生活での一日のあり方
渡邉大輔
- 生活時間調査としての「団地居住者生活実態調査」
- 高度経済成長期の団地生活での生活時間の実態
- 団地生活での生活時間のマクロ・ミクロ分析
コラム1 団地生活と耐久消費財――新しい生活の形 渡邉大輔
第2章 団地での母親の子育て 石島健太郎
- 団地での母親のつながり
- 団地の母親が置かれた状況
- 団地のつながりを分析する
- 母親にとってつながりとは何だったのか
- つながりをさらに調べるために
コラム2 耐久消費財の普及は家事時間を減らしたのか 渡邉大輔
第3章 団地のなかの子どもの生活時間 相澤真一
- 「子供など夫婦以外の世帯員生活時間表」の集計方法
- 1965年の団地の子どもたちの生活時間の分布
- 1965年の団地の子どもたちの生活行動
第4章 団地のなかのテレビと「家族談笑」
森 直人・渡邉大輔・相澤真一
- データの集計方法と基本統計量
- どのような世帯の、誰がより長く、どのような番組のテレビを見ていたのか
- テレビは大衆文化の伝達メディアだったのか
コラム4 団地生活と家事の外部化 渡邉大輔
コラム5 ミシンと専業主婦の「幸福な」結び付き 佐藤 香
第5章 団地と「総中流」社会――1960年代の団地の意味 祐成保志
- はじめに
- なぜ団地を調査するのか
- 政策の手段
- 住宅の内部構成
- 集合の形式
- 団地と「総中流」社会
コラム6 総中流社会と湘南電車 相澤真一