研究
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- 社会科学研究所他(編)『子どもの学びと成長を追う』
所員の著書
東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所(編)
『子どもの学びと成長を追う 2万組の親子パネル調査から』
(勁草書房, 2020年9月)
2020.9.16更新
刊行によせて[谷山和成]
はしがき[石田浩]
第Ⅰ部
「子どもの生活と学び」プロジェクトの概要
第1章 「子どもの生活と学び」研究プロジェクトについて――プロジェクトのねらい,調査設計,調査対象・内容,特徴と課題[木村治生]
- はじめに
- プロジェクトのねらい
- 調査の全体設計
- 調査対象・内容
- 本調査の特徴と課題
- おわりに――本書の構成
第2章 「親子パネル調査」におけるサンプル脱落の実態と評価[岡部悟志]
- 本章の目的
- サンプル脱落の「量的側面」の実態と評価
- サンプル脱落の「質的側面」の実態と評価
- 結論――サンプル脱落の解決へ向けて
第3章 子どもの生活実態と人間関係の状況
[木村治生]
- 本章の目的
- 子どもの生活と価値観に関連する項目
- 主な結果①―子どもが生活する「時間」と「空間」の状況
- 主な結果②―子どもの人間関係の状況
- 結論――成長による3つの「間」の違い
第4章 子どもの学習に関する意識と行動――学年による違いに着目して[木村治生]
- 本章の目的
- 本調査における学習関連項目
- 主な結果①――学習行動の実態
- 主な結果②――学習意識の実態
- 主な結果③――校外学習選択の実態
- 結論――学習の量的側面に表れる受験の影響
第5章 保護者の子育ての実態と子育てによる成長・発達[邵勤風]
- 保護者調査の目的
- 本章の目的
- 保護者調査の主な項目
- 主な項目の結果
- おわりに
第6章 高校生活の振り返りと進路選択――「卒業時サーベイ」の主な結果から[野﨑友花]
- 本章の目的
- 卒業時サーベイの調査項目
- 対象者の基本属性
- 主な項目の結果――高校生活と進路選択
- おわりに
第7章 「語彙力・読解力調査」のねらいと今後の課題・展望[岡部悟志]
- 親子パネル調査における「語彙力・読解力調査」のねらい
- 「語彙力・読解力調査」の調査設計
- 回収状況と分析サンプルの設定
- 基礎分析
- まとめと今後の課題・展望
- 本章の目的
- データと変数
- 分析
- 結論――家庭環境と子どもの発達
- はじめに
- 分析の枠組み
- 親子の進路意識の変化の関連
- 子どもの自律的な進路希望形成に対する親への信頼の影響
- 子どもの自律的な進路選択における課題
- はじめに
- 保護者の価値観や子育て法は子どもにどのような影響を与えうるのか?
- 方法
- 保護者の教育意識や子どもへの関わり方はどう変化するのか
- 保護者の関わり方の変化が子どもの成績変化に及ぼす影響――何が成績変化をもたらすのか
- まとめと考察
- 本章の目的
- データと変数
- 高校ランク・学科別に見た大学進学選択メカニズムの違い
- 「大学全入時代」における大学進学の学校間格差
- 本章の目的――学習の方法と動機づけの関連を探る
- データと変数
- 結果
- 結論――学習方略指導を起点とした動機づけ支援の可能性
- 子どもの職業希望を追跡する
- 分析の枠組み
- 職業希望を誰が持つのか
- どのような職業を希望しているのか
- 専門職とSTEM職業の希望についての分析
- 希望職業の社会経済的地位についての分析
- 職業希望の分析からみえてきたもの
- 本章の目的
- 分析に用いるサンプル
- 部活動状況の確認
- 「部活は勉強のジャマになっていない」説の検証
- 「部活を頑張った人は引退後に勉強を頑張る」説の検証
- 結論――中高で異なる部活動の影響
- 本章の目的
- 本章の構成
- 扱うデータとSES尺度
- SESによる教育意識・行動の違い
- 進学した高校の偏差値を規定する要因の分析
- 結論――政策や実践へのインプリケーション