社研卒業生の現在(いま)

門馬 清仁 さん

現在、東京大学教養学部等事務部総務課で専門員としてご活躍の門馬清仁さんに、社研在籍当時や最近のご様子についてお話を伺いました。

門馬清仁さん

2014.11.27 総長選挙受付にて

プロフィール

門馬 清仁(もんま きよひと)

東京大学教養学部等事務部総務課専門員(総務担当)

社研在職期間:2003年10月-2011年3月

庶務掛長(2003.10-2004.3)
庶務係長(2004.4-2005.9)
係長(総務チーム)(2005.10-2009.3)
係長(総務チームリーダー)(2009.4-2011.3)

 私は、2003年10月から2011年3月まで庶務係長、総務チームリーダーとして社研でお世話になりました。

 社研着任前は、2001年に国立大学より一足先に法人化された機関の一つ、国立美術館に出向しておりました。当時“先行独法”と呼ばれて、組織全体が制度変更にソフトランディングするという形でスタートし、ゼロからの経験を重ねて2年半、再び大学に呼び戻されたのは、国立大学が法人化される6カ月前のことでした。出向中、某人事関係の方に世間話程度に「次は研究所がいいなぁ~」とつぶやいたのが功を奏したのか、希望どおり社研に着任することができました。宇宙研、物性研に続き、3カ所目の研究所勤務は、その規模感のようなものが自分にマッチしていたのか大変居心地がよく、気が付けば7年半も居座ってしまいました。当時、中堅職員はできるだけ長く一部署に留まるという人事方針があったため、それに便乗して(?)「動きたくない」と上司に訴え続けていたのを記憶しております。

 これまでの赴任先で、相模原移転、柏移転など、増改築後に異動するタイミングが多く、常に真新しい部屋で仕事してきた私にとって社研の第1印象は、“綿埃がたまって古くさいところ”でした。しかし住めば都、その印象は、だんだん歴史の重みへと転化し、ついに正面玄関の壁面に蔓延る苔にさえも愛おしさを覚えるようになりました。先日、本郷に行ったついでに社研に立ち寄ったところ、耐震のⅡ期工事が始まるところとうかがいました。リニューアルする建物でまた新たな歴史を築いていただけることと思います。

 社研は、図書館団地の一角にありますが、防災計画も団地一体として策定しており、その担当は各部局年番制で持ち回っています。社研は順番悪く、大規模事業所における自衛消防組織の設置、防災管理者の選任等を内容とする消防法の一部改正(2009年施行)に伴う整備を担当することとなり、各部局のご協力を得てなんとか形にして消防署に届け出を済ませ、さて中身はこれからという矢先の2011年3月、東日本大震災が発生しました。私は大災害の前に無力感を味わったまま翌4月に異動となりましたが、防災に対する意識を高めるきっかけとなりました。

 所長はじめ諸先生方には、社研独自の様々な自己啓発支援制度をつくってくださったことに大変感謝しております。私は、在職中、継続して韓国語を学ばせていただきました。現在の仕事では研究者・学生と接する機会は少なくなりましたが、グローバルキャンパスの形成に向けて何かのお役に立つと信じて(?)細々と勉強(ニュースやドラマを見るくらいですが)を続けています。この支援制度で購入した韓国語の電子辞書は今でも愛用しております。末廣先生のソウル大学・高麗大学のご出張に同行させていただいたとき、先生は、ご親切にも私に補助講演という仕事を与えてくださいました。ソウル大学の大きな講堂の壇上で下手くそな韓国語を混ぜながら講演とパネリストを務めたことは、非常に貴重な経験だったと思います。


長い間、お世話になりました。第2期耐震補強工事が終わりましたら、正面玄関の壁面に蔓延る苔も、たまった綿埃も一新され、古くさい社研ではなくなってしまいますが今後ともよろしくお願い申し上げます。

(2015年1月8日掲載)

最近、嬉しかったことは何ですか?
大物が釣れたとき-と言いたいところですが、投稿までに釣果が間に合いませんでした。冬のオフシーズンになり、堤防から釣れる魚種が限定されてきました。これからカレイの季節です。船はやらないので、大物は期待できないですね。

写真右: 大物? (場所・神奈川某所 さかな・メジナ)
写真左: 先週末の小物 (場所・千葉某所 さかな・セイゴ、ウミタナゴ)

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