東京大学社会科学研究所

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スタッフ

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齋藤宙治 (SAITO Hiroharu)

所属部門 比較現代法部門 准教授
専門分野 法社会学
e-mail hsaito[at]iss.u-tokyo.ac.jp
[at]を@に置き換えてください。
Webpage

https://www.hiroharusaito.com

経歴

2021年4月 - 東京大学社会科学研究所准教授

研究テーマ

1法と社会に関する実証的研究
Empirical Studies on Law and Society
下記に掲げる研究テーマをはじめ、法と社会に関する実証的研究を幅広く行っています。詳細は、個人ウェブサイト(https://www.hiroharusaito.com)をご覧ください。
2子どもと法
Children and the Law
3交渉・紛争解決
Negotiation and Dispute Resolution
4弁護士行動・法曹倫理
Lawyer Behaviors and Professional Ethics

主要業績

  • 齋藤宙治(2024)「宇宙資源をめぐる法とコモンズ」有斐閣Online L2401006, 2024年.
  • 加藤晋/田中隆一/ケネス・盛・マッケルウェイン編著「パンデミックと司法制度」『パンデミックと社会科学—ポストコロナから見えてくるもの』勁草書房, 2024年2月, 167-186頁.
  • 小貫篤・加納隆徳・江口勇治・齋藤宙治(2023)『中高生からの法と学校・社会』清水書院, 2023年9月, 120頁.(Chapter1及び2へのコメントを担当)
  • 齋藤宙治・田中亘「参議院議員定数不均衡と交付金配分―草野耕一裁判官の『条件付き合憲論』を踏まえた統計分析の試み」社会科学研究74巻, 2023年,63-89頁
  • 「過去20年間の養育費・面会交流の取決め率の分析―離婚届様式の改正による促進効果の検証など」法と社会研究7号,2022年,87-120頁
  • 「訴訟利用の総合的満足度の規定要因」佐藤岩夫・阿部昌樹・太田勝造編『現代日本の紛争過程と司法政策: 民事紛争全国調査 2016-2020』東京大学出版会, 2023年3月
  • 『子どもと法―子どもと大人の境界線をめぐる法社会学』東京大学出版会, 2022年2月, 368頁. (日本法社会学会学会奨励賞(2022年度著書部門), 第24回尾中郁夫・家族法新人奨励賞)
  • “Loss Aversion for the Value of Voting Rights: WTA/WTP Ratios for a Ballot,” International Review of Law and Economics, 69, 106041, 2022.
  • Takeshi Asamizuya, Hiroharu Saito, Ryosuke Higuchi, Go Naruse, Shozo Ota, & Junko Kato, “Effective Connectivity and Criminal Sentencing Decisions: Dynamic Causal Models in Laypersons and Legal Experts,” Cerebral Cortex bhab484, 2022.
  • “The Impact of Lawyer Fees on Lawyer Partisanship: The Reciprocity Norm May Matter,” International Journal of the Legal Profession, 28, 319–334, 2021. https://doi.org/10.1080/09695958.2020.1859378
  • 「大企業の法務と弁護士利用―構造方程式モデリングによる法務の発展の分析」『法と実務』16号, 2020年, pp.60-81.
  • 「民事訴訟における代理人に関する基礎的分析―10年間の人数変化と訴訟結果の傾向」『社会科学研究』71巻2号, 2020年, pp.99-110.
  • “Equal Protection for Children: Toward the Childist Legal Studies,” New Mexico Law Review, 50(2), 2020, pp. 235–286.
  • “Japanese Divorce Lawyers: Their Success After Their Own Divorce,” Asian-Pacific Law & Policy Journal, 20(1), 2018, pp. 1–49.(東京大学社会科学研究所 SSJデータアーカイブ優秀論文賞(2019年度))
  • 「米国における対立解決教育の歴史的展開: 第二期(変容期)」『法と教育』8号, 2018年, pp.5-16.
  • 「子どもの各種法定年齢をめぐる一般人の法意識」『法社会学』84号, 2018年, pp.203-240.
  • 「交渉に関する米国の弁護士倫理とその教育効果—離婚事件における真実義務と子どもの福祉を題材に」豊田愛祥・太田勝造・林圭介・斎藤輝夫編『和解は未来を創る—草野芳郎先生古稀記念』(信山社), 2018年3月, pp.207-236.(日本法社会学会学会奨励賞(2018年度論文部門))
  • 「海外文献紹介: Nancy H. Rogers, et al. eds., Designing Systems and Processes for Managing Disputes (Aspen Publishers, 2013)—米国の「紛争解決システム設計」の動向とあわせて」『仲裁とADR』12号, 2017年, pp.56-60.
  • “Do Professional Ethics Make Negotiators Unethical? An Empirical Study with Scenarios of Divorce Settlement,” Harvard Negotiation Law Review, 22(2), 2017, pp. 325–373.
  • 「米国における対立解決教育の歴史的展開: 第一期(拡大期)」『法と教育』6号, 2016年, pp.5-16.
  • “Bargaining in the Shadow of Children’s Voices in Divorce Custody Disputes: Comparative Analysis of Japan and the U.S.,” Cardozo Journal of Conflict Resolution, 17(3), 2016, pp. 937–988.
  • 「学校内の意思決定・紛争解決の場としての「全校会」の事例研究: 子どもの参加と紛争解決システム設計の2つの視点から」東京大学大学院教育学研究科教育行政学論叢35号, 2015年, pp.19-33.

教育活動

東京大学大学院 法学政治学研究科 法曹養成専攻 「法のパースペクティブ」
東京大学大学院 法学政治学研究科 総合法政専攻 「交渉と紛争解決I」「交渉と紛争解決II」(法学部と合併)
東京大学大学院 教育学研究科 「子どもの権利の諸問題」(法学政治学研究科と合併「子どもの権利の社会科学」)
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