東京大学社会科学研究所

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海外からの招聘制度

海外からの招聘制度の概要

 社会科学研究所は、招聘制度のポストを利用して、世界各国から優れた研究者を3ヵ月ほどお招きし、全所的プロジェクトをはじめ、研究所の事業に関連する研究を行っていただくとともに、その成果の一端を、所外にも広く公開された社研セミナー国際ワークショップにおいても報告していただいています。

 1992年度に発足した客員教授制度は現在は廃止され、2019年度からは海外招聘研究員制度になっており、現在までに招聘した研究者は数百名以上になります。所属機関の国別では、アメリカ、ドイツ、中国、韓国、オーストラリア、イギリス、台湾、フランス、イタリア、イスラエル、ロシア、ポーランド、スイス、メキシコ、アルゼンチン、シンガポール、南アフリカ、タイ、ベルギーとなっています。

 これらは、日本研究(日本学)の分野の研究者か、または社会科学の各分野から国際比較研究の一環として日本を取り上げている研究者かのいずれかであり、社会科学研究所の国際交流がこれら両面に広がっていること、またこの制度が、これら両面から社会科学的日本研究に貢献していることを物語っています。

 2013年度からは、「客員教授」という形だけではなく、全所的プロジェクトをはじめとする研究所の事業に関連した国際シンポジウムなどの企画に海外の研究者を招聘する形でも運用しています。

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