研究スタッフ

平島健司 (HIRASHIMA Kenji)

2016-07-12 更新

所属部門 比較現代政治部門:欧米政治分野 教授
専門分野 比較政治・ドイツ=ヨーロッパ政治
e-mail hirashim@iss.u-tokyo.ac.jp

経歴

1986年1月-2000年3月 東京大学社会科学研究所助教授
1987年8月-1989年8月 コンスタンツ大学
1997年10月-1998年3月 マックス・プランク社会研究所客員研究員
1998年8月-1999年8月 コーネル大学東アジアプログラム客員研究員
2000年4月- 東京大学社会科学研究所教授
2005年4月-2005年7月 オスナブリュック大学客員教授
2011年6月 パリ・社会科学高等研究院(EHESS)客員教授

2015年度以降の業績

その他

  1. 提言「ドイツの社会保障改革に学べ」『わたしの構想』No. 13, 2015年7月、総合研究開発機構(NIRA)(英文版も9月に刊行)
  2. 書評:グレゴーア・ショレゲン著岡田浩平訳『ヴィリー・ブラントの生涯』三元社、2015年刊『図書新聞』3240号(2016年1月30日).

2014年度までの主要業績

  1. 『ワイマール共和国の崩壊』東京大学出版会, 1991年.
  2. 「歴史的パースペクティヴにおけるネオ・コーポラティズム論:西ヨーロッパの政治発展に関する一考察」『社会科学研究』43(6): 169-85頁, 1992年.
  3. 「政治発展論再考:19世紀ヨーロッパ近代とリベラリズム」『社会科学研究』45(2): 235-51頁, 1993年.
  4. 『ドイツ現代政治』東京大学出版会, 1994年.
  5. 「連邦制と政党制の変容」坂井栄八郎・保坂一夫(編)『ヨーロッパ=ドイツへの道』東京大学出版会: 101-27頁, 1996年.
  6. 「欧州統合と民主的正統性:国家を越える民主的ガヴァナンスの試み」東京大学社会科学研究所(編)『20世紀システム5 国家の多様性と市場』東京大学出版会: 277-303頁, 1998年.
  7. 「第9章 分断国家の成立・安定・変容」「第10章 統一ドイツ」木村靖二(編)『ドイツ史(新版世界各国史シリーズ13)』山川出版社: 335-409頁, 2001年.
  8. “Coping with Fiscal Burdens: A Comparative Institutional Analysis of Japanese and German Fiscal Policy in the 1990s”, Ulrich Teichler; Gisela Trommsdorff (eds.), Challenges of the 21st Century in Japan and Germany, Papst Science Publishers: Lengerich: pp.37-61, 2002.
  9. 「政治構造の変容と政策変化:欧州統合の中のドイツ」日本比較政治学会(編)『EUのなかの国民国家』早稲田大学出版部: 25-46頁, 2003年.
  10. 『ヨーロッパ比較政治発展論』(ゲルハルト・レームブルッフ著・平島健司(編訳))東京大学出版会, 2004年.
  11. 『EUは国家を超えられるか』岩波書店, 2004年.
  12. “Political Immobilism, Economic Malaise, and Institutional Changes: Japan's Political Economy in the Lost Decade”, Gesine Foljanty-Jost (ed.), Japan in the 1990s, Lit Verlag: pp.119-132, 2004.
  13. “Regime Shift in Japan?”, Swiss Political Science Review, 10(3): pp.31-54, Autumn 2004.
  14. 「政体の観点からEUを考える:国家を離れて「独特の」政体を語ることは可能か」中村民雄(編)『EU研究の新地平』ミネルヴァ書房: 29-50頁, 2005年.
  15. 『ヨーロッパ政治史 新訂』(飯田芳弘と共著)放送大学教育振興会・日本放送出版協会, 2005年.
  16. 「企業・政府間関係:グローバル化の中の銀行政策—日独の比較—」工藤章・橘川武郎・グレン・D.フック編『現代日本企業 企業体制 (上)』有斐閣: 316—340頁, 2005年.
  17. “Die Reformpolitik in Japan und Deutschland im Vergleich”, in György Szell und Carmen Schmidt (hg.), Veröffentlichungen der Forschungsstelle Japan, 16, Universität Osnabrück: pp.5-19, 2005.
  18. “The Emergence of European Employment Policy: Mechanisms of Policy Change in Multiple Actor Systems”, University of Tokyo Journal of Law and Politics, 5 (Special Issue on Policy System Framework): pp.38-51, Spring 2008.
  19. 「全体と部分:政府間関係と政策システム」(森田朗・金井利之と共著)城山英明・大串和雄(編)『政策革新の理論 政治空間の変容と政策革新』東京大学出版会: 37-66頁, 2008年3月.
  20. 『国境を越える政策実験・EU』(編著)東京大学出版会、2008年9月.
  21. Germany and Japan after 1989. Reform Pressures and Political system Dynamics. (Ed. with Roland Czada.), ISS Research Series No.33, February 2009.
  22. 『改訂新版 ヨーロッパ政治史』(飯田芳弘と共著)放送大学教育振興会, 2010年2月.
  23. “European Integration in a Historical Perspective: How Did It Begin and What Are the Lessons for Asia?”, Tamio Nakamura (ed.), East Asian Regionalism from a Legal Perspective, Routledge: London & New York, 2009, pp.107-21.
  24. 『ヨーロッパ政治ハンドブック 第2版』(馬場康雄と共編著)東京大学出版会, 2010年5月, 364頁.
  25. Governance of Contemporary Japan. ISS/Shaken International Symposium.(Symposium Committee ed.), ISS Research Series No. 47, December 2011.(編集を担当し、序論とR・チャーダ教授の報告に対するコメントを執筆)
  26. 「二大政党と社会国家のゆくえ」『ドイツ研究』第47号(2013年), 99-113頁.
  27. 「歴史の長い影-ビスマルク型福祉国家改革の政治過程-」『社会科学研究』66巻1号,139-161頁.

今後の研究テーマ

(1) ドイツにおける公共政策の変容
Public Policy Change in Germany
欧州統合やグローバル化といった対外的環境の変化や少子高齢化、脱産業化などの社会的変化の中で、国家統一後のドイツはその公共政策をどのように変化させているのか。政策領域ごとにガバナンスの変化を追跡する。
(2) ヨーロッパにおける近代国家の形成と変容
Formation and Transformation of Modern States in Europe
新たな政体としてのEUの出現という今日の視点から、近代以降のヨーロッパにおける国家の形成と現代的変容の軌跡を、政治学のみならず歴史社会学や歴史学における成果をも参照しつつ捉えなおす。
(3) 歴史的制度論から見た日独比較
Germany and Japan Compared in Historical Institutionalist Perspectives
日独における戦後国家の形成と変容を、歴史的制度論の観点から考察する。Prof. Roland Czada (Universitat Osnabruck)との研究協力を継続する。
(4) EUの政体と政策
EU Policy Making and Polity in the Making
東方拡大を達成して新たな局面を迎えたEUを、その政体と民主的正統性、政策過程の特質などの観点から分析する。グループ研究会「ヨーロッパ研究会」に臨む基本的モチーフである。

2016年度の教育活動

東京大学大学院 法学政治学研究科・公共政策大学院 「民主主義の複雑性を考える」(夏学期,演習)
東京大学大学院 総合文化研究科 「現代欧州研究の方法」(夏学期,輪講)
東京大学 法学部 「特別講義・現代ドイツの政治」(秋学期)

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