研究スタッフ

丸川知雄 (MARUKAWA Tomoo)

2016-05-17 更新

所属部門 比較現代社会部門:地域社会分野 教授
専門分野 中国経済
e-mail marukawa@iss.u-tokyo.ac.jp
個人ページ http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/~marukawa/

経歴

2001年4月-2007年3月 東京大学社会科学研究所助教授
2005年11月-12月 フランス・東アジア研究所(フランス国家科学研究センター)客員研究員
2007年4月- 東京大学社会科学研究所教授
2016年4月- ベルリン自由大学客員教授

2015年度以降の業績

学術書

  1. Rare Earth Elements: China and Japan in Industry, Trade, and Value Chain. (Nabeel A. Mancheriとと共著) ISS Contemporary Chinese Research Series No. 17, March 2016, Institute of Social Science, University of Tokyo. (Marukawa contributed 7.1, 7.2, and Chap.10, pp.118-123, pp.155-163)

学術論文

  1. 「日本企業の中国事業――中国側との協力関係の変遷」『アジア研究』第60巻第4号、56-72ページ.
  2. 「中国企業のグローバル企業への成長」『JMC Journal』(日本機械輸出組合)第63巻第6号、54-63ページ.
  3. “Will China Continue to be a 'State Capitalism'?“ 『中国経済研究』(中国経済経営学会)第12巻第1号、1-11ページ.
  4. 「中国民間企業のイノベーションと日中協力」『日中経協ジャーナル』No.261, 2015年10月号、6-9ページ.
  5. 「中国の台頭とASEAN」(トラン・ヴァン・トゥ編『ASEAN経済新時代と日本:各国経済と地域の新展開』文眞堂、2016年)301-321ページ.

その他

  1. 「Book Review『最強の未公開企業 ファーウェイ 冬は必ずやってくる』田濤・呉春波著」『週刊エコノミスト』2015年4月7日号、72-73ページ.
  2. 「書評・翁貞瓊・禹宗?著『中国民営企業の雇用関係と企業間関係』」『大原社会問題研究所雑誌』No.680、2015年6月、89-91ページ.
  3. 「書評・呉敬璉『中国経済改革への道』(この一冊)」『日本経済新聞』2015年5月17日.
  4. 「Book Review 『中国人とアメリカ人 自己主張のビジネス術』遠藤滋著」『週刊エコノミスト』2015年6月30日号、56-57ページ.
  5. 「Book Review 『経済学の宇宙』岩井克人著」『週刊エコノミスト』2015年7月21日号、x-yページ.
  6. 「書評・関志雄『中国「新常態」の経済』」『日本経済新聞』2015年9月6日.
  7. 「Book Review 『習近平の権力闘争』中澤克二著」『週刊エコノミスト』2015年10月6日号、62-63ページ.
  8. 「中国の成長率は本当は何パーセントなのか?」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2015年10月6日.
  9. 「『李克強指数』が使えないわけ」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2015年10月16日.
  10. 「訪日動向から中国の景気を占う」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2015年10月27日.
  11. 「中国の経済的パワーを封じ込めるのは得策ではない」iRonnaウェブサイトの記事 2015年10月29日.
  12. 「日本の新幹線の海外輸出を成功させるには」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2015年11月18日.
  13. 「安くて快適な『白タク』配車サービス」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2015年12月7日.
  14. 「『13次5ヶ年計画』のキーワード」『国際貿易』2015年12月29日・2016年1月5日合併号、第2136号、4面.
  15. 「ノーベル賞が示す中国科学技術の進むべき道」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2016年1月8日.
  16. 「中国の大都市は東京から何を学べるか?(特集1 アジアのメガシティ東京 その現状と日本の役割)」『学術の動向』第21巻第1号、2016年1月、35-37ページ.
  17. 「中国経済の足を引っ張る「キョンシー企業」を退治せよ」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2016年1月21日.
  18. 「国有企業・今年はメスを入れるチャンス(特集・丸分かり 激震!中国)」『週刊エコノミスト』2016年2月2日号、28-29ページ.
  19. “China's congested cities could learn a thing or two from Tokyo“ Nikkei Asian Review website, January 26, 2016.
  20. 「中国成長率減速6.9%」(インタビュー)『東京新聞』2016年1月25日、2面
  21. 「大衆資本家們将改変中国」『聯合早報』(シンガポール) 2016年1月26日 18版
  22. 「実際の成長率5%程度か」(インタビュー)『読売新聞』2016年1月28日、11面
  23. “China's congested cities could take a cue from Tokyo“ Nikkei Asian Review, February 8, 2016, pp.60-61.
  24. 「中国・国家統計局長の解任と統計の改革」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2016年2月8日.
  25. 「大衆の創業、成長の動力に」(不透明感増す中国経済・下)『日本経済新聞』2016年2月25日、31面.
  26. 「シャープを危機から救うのは誰か」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2016年2月22日.
  27. 「中国は景気刺激のアクセルを踏むのか踏まないのか」Newsweek日本版ウェブサイトのコラム 2016年3月8日.
  28. 「講演会・中小企業の国際ビジネス--日本と中国の比較」『地域と社会』(大阪商業大学比較地域研究所)第18号、2016年2月、89-116ページ.

2014年度までの主要業績

  1. 「中国の『三線建設』(I)(II)」『アジア経済』34(2): 61-80頁; 34(3): 76-88頁, アジア経済研究所, 1993年2月-3月.
  2. “Industrial Groups and Division of Labor in China’s Automobile Industry”, The Developing Economies, 33(3), Institute of Developing Economies, September 1995, pp.330-355.
  3. 『市場発生のダイナミクス:移行期の中国経済』日本貿易振興会アジア経済研究所 1999年4月, 233頁.
  4. “The Contradictions of Enterprise Groups: A Case Study of the FAW Group”, China Perspectives, 23, French Center for Research on Contemporary China, May-June 1999, pp.18-26.
  5. 「中国電視機工業:漸進式改革的一個範例」江小涓等『体制転軌中的増長、績効与産業組織変化-対中国若干行業的実証研究』上海三聯書店・上海人民出版社, pp.18-26, 1999年5月, pp.18-26.
  6. 『移行期中国の産業政策』(編著)日本貿易振興会アジア経済研究所, 2000年3月, 503頁.
  7. 『中国産業ハンドブック』(編著) 蒼蒼社, 2000年12月, 351頁.
  8. 「中国の産業集積:その形成過程と構造」関満博(編)『アジアの産業集積:その発展過程と構造』日本貿易振興会アジア経済研究所: 29-61頁, 2001年3月.
  9. “The Chinese Television Industry: an example of gradual transition”, Jiang Xiaojuan (ed.), China’s Industries in Transition: Organizational Change, Efficiency Gains, and Growth Dynamics, Nova Science Publishers, 2001, pp.57-81.
  10. 『中国企業の所有と経営』(編著) 日本貿易振興会アジア経済研究所, 2002年1月, 417+vi頁.
  11. “Japanese FDI and China’s Industrial Development in the Automobile, Electronics and Textile Industries”, Hanns Gunther Hilpert and Rene Haak (eds.), Japan and China: Cooperation, Competition and Conflict, Basingstoke, Palgrave, April 2002, pp.174-193.
  12. 『現代中国経済シリーズ3 労働市場の地殻変動』名古屋大学出版会, 2002年11月, ix+248頁. (2003年度大平正芳記念賞受賞)
  13. 「(書評論文)中国の『三線建設』再論:呉暁林著『毛沢東時代の工業化戦略:三線建設の政治経済学』によせて」『アジア経済』43(12), 2002年12月, 67-80頁.
  14. 「中国自動車産業のサプライヤー・ネットワーク」『社会科学研究』54(3), 2003年3月, 125-152頁.
  15. 「中国自動車産業のサプライヤー・システム:歴史的分析」『アジア経済』44(5·6), 2003年, 276-299頁.
  16. 「温州産業集積の進化プロセス」『三田学会雑誌』96(4), 2004年1月, 59-79頁.
  17. 『グローバル競争時代の中国自動車産業』(高山勇一と共編著)蒼蒼社, 2004年4月, 325頁.(うち「はしがき」1-6頁; 「自動車市場と産業の現状」18-38頁; 「中国製乗用車の競争力」48-53頁; 「競争力分析」78-95頁; 「ランプ」145-150頁; 「サプライヤー・システム」214-260頁を分担執筆.)
  18. “Towards a Strategic Realignment of Production Networks: Japanese Electronics Companies in China”, Rene Haak and Dennis S. Tachiki (eds.), Regional Strategies in a Global Economy: Multinational Corporations in East Asia, Indicium Verlag, 2004, pp.99-118.
  19. 「銷售網絡与社会網絡:中国広元市場調査」加藤弘之・郭暁鳴(編)『全球化与中国内陸区域経済発展論文集』四川出版集団・四川人民出版社, 2005年3月, 128-143頁.
  20. “Evolutionary Privatization in China”, Costas Lapavistsas and Makoto Noguchi (eds.), Beyond Market-driven Development: Drawing On The Experience Of Asia And Latin America (Routledge Studies in Development Economics), Abingdon, Routledge, September 2005, pp.136-149.
  21. 『メイド・イン・シャンハイ:躍進中国の生産と消費』(丸屋豊二郎・大原盛樹と共著)岩波書店, 2005年12月.(「第1章 長江デルタ地域のIT産業」19-52頁、「第2章 長江デルタ地域の自動車産業」53-82頁を執筆)
  22. 「日本の電機メーカーと中国市場:垂直分裂と互換品化の試練」工藤章・橘川武郎・グレン・D・フック編『現代日本企業・企業体制(下)』有斐閣, 2005年12月, 78-101頁.
  23. 「ベトナムのテレビ製造業とTCLの挑戦」大西康雄編『中国・ASEAN経済関係に新展開』アジア経済研究所, 2006年1月, 291-318頁.
  24. “The Supplier Network in China’s Automobile Industry From a Geographic Perspective”, Modern Asian Studies Review, 1(1), March 2006, pp.77-102.
  25. 『地域振興における自動車・同部品産業の役割』(小林英夫と共編)社会評論社, 2007年3月, 240頁.[うち「中国の自動車産業集積と日本自動車部品企業」207-230頁、「終章」231-237頁を執筆]
  26. 「中国のFTA政策と日中経済関係」(長谷川貴弘と共著)日本機械輸出組合『北東アジアFTA推進の在り方』日本機械輸出組合, 2006年6月, 52-89頁.
  27. 『現代中国の産業:勃興する中国企業の強さと脆さ』中央公論新社, 2007年5月, iv+266頁.
  28. 『中国発・多国籍企業』(中川涼司と共編)同友館, 2008年11月. [うち「はしがき」iii-v頁、「第1章 中国発・多国籍企業」1-20頁、「第5章 海爾集団(ハイアール)の日本市場戦略」(才鑫と共著)97-120頁、「第7章 奇瑞と吉利—中国系自動車メーカーの海外展開」157-180頁、「第9章 尚徳電力(サンテック)の日本進出—太陽電池産業の現状」199-225頁、「あとがき」227-230頁を執筆]
  29. 『現代アジア研究3 政策』(武田康裕・厳善平と共編)慶應義塾大学出版会, 2008年12月 [うち「序章 現代アジアが抱える政策課題と政策」(武田康裕・厳善平と共著)1-15頁, 「第8章 21世紀型の産業政策—中国の事例を中心に」209-230頁を執筆]
  30. 『叢書・中国的問題群6 中国企業のルネサンス』(大橋英夫と共著)岩波書店, 2009年9月, xv+177頁.
  31. 『「中国なし」で生活できるか——貿易から読み解く日中関係の真実』PHP研究所, 2009年11月, 239頁.
  32. “Why Japanese multinationals failed in the Chinese mobile phone market: a comparative study of new product development in Japan and China” Asia Pacific Business Review Vol.15, No.3 July 2009, pp.411-431.
  33. “The Emergence of Industrial Clusters in Wenzhou, China” in Bernard Ganne and Yveline Lecler eds. Asian Industrial Clusters, Global Competitiveness and New Policy Initiatives , World Scientific, Singapore, 2009, pp.213-237.
  34. “Regionalism and nationalism in the information technology industry: A comparison of East Asia and Europe” in Tamio Nakamura ed. East Asian Regionalism from a Legal Perspective, Current features and a vision for the future, Routledge, Abington, 2009, pp.25-42.
  35. 「中国における産業集積の発生—温州市と広東省のケース」中兼和津次編『歴史的視野からみた現代中国経済』ミネルヴァ書房, 2010年4月, 111-139頁.
  36. 『携帯電話産業の進化プロセス——日本はなぜ孤立したのか』(安本雅典と共編)有斐閣, 2010年6月, vi+312頁.
  37. “Vertical Disintegration versus Vertical Integration: Some Reflections on the Rise of Chinese Household Electronics Industry” in Tetsuo Abo ed.Competing Chinese and Foreign Firms in Swelling Chinese Economy LIT Verlag, Berlin, 2010, pp. 197-212.
  38. 「テクノ・ナショナリズムの衝突—レアアースをめぐる日中関係」国分良成編『中国は、いま』岩波書店, 2011年3月, 173-189頁.
  39. “Technology Acquisition by Indigenous Firms: The Case of the Chinese and Indian Automobile Industries” (in Moriki Ohara, M. Vijayabaskar, and Hong Lin eds.) Industrial Dynamics in China and India: Firms, Clusters, and Different Growth Paths. Palgrave Macmillan, Oct. 2011, pp. 63-79.
  40. 「浙江省と広東省の産業集積の分布(特集 中国沿海部の産業集積)」『社会科学研究』第63巻第2号, 2011年11月, 7-27頁.
  41. 「日本の携帯電話産業——ケータイ先進国からイノベーションの袋小路へ」吉岡斉編集代表・『新通史 日本の科学技術 世紀転換期の社会史 1995年〜2011年 第2巻』原書房, 2012年2月, 391-408頁.
  42. 『日中関係史1972-2012 II経済』(服部健治と共編)東京大学出版会, 2012年8月, xviii+346ページ.(うちV「第一章 概説」「第四章 食の安全問題」、VI「終章 中国の経済大国化と日中関係」247-256,273-278,333-342ページを分担執筆).
  43. 「グローバリズムと地域研究——日本資本主義論争の教訓——」『アジア経済』Vol.53, No.4, 2012年6月, 34-48頁.
  44. “Bilateral Trade and Trade Frictions between China and Japan, 1972-2012” Eurasian Geography and Economics, Vol.53, No.4, 2012, pp.442-456.
  45. 『チャイニーズ・ドリーム 大衆資本主義が世界を変える』筑摩書房、2013年5月 253頁.
  46. 『現代中国経済』有斐閣、2013年7月 xiv+344頁.
  47. “Why are There So Many Automobile Manufacturers in China?” China: An International Journal, Vol.11, No.2, 2013, pp.170-185.
  48. “Japan's High-Technology Trade with China and Its Export Control” Journal of East Asian Studies, Vol.13, No.3. 2013, pp.483-502.
  49. 「対外開放の政策と結果」(金野雄五と共著)上垣彰・田畑伸一郎編『ユーラシア地域大国の持続的経済発展』ミネルヴァ書房、2013年、61-84頁.
  50. 「垂直統合・非統合の選択とガバナンス」渡邉真理子編『中国の産業はどのように発展してきたか』勁草書房、2013年7月、53-76頁.
  51. China's Outward Foreign Direct Investment Data (Co-edited with Asei Ito and Yongqi Zhang), ISS Contemporary Chinese Research Series No. 15, Institute of Social Science, University of Tokyo, March 2014, xi+172頁.
  52. 『日中関係40年史(1972-2012)Ⅱ経済巻』(服部健治との共編著(張季風・葉琳訳))北京:社会科学文献出版社、2014年7月、281頁.
  53. 『東大塾 社会人のための現代中国講義』(高原明生・伊藤亜聖との共編著)東京大学出版会、2014年11月、ⅵ+292頁.
  54. 「発展途上国のキャッチダウン型技術進歩」『アジア経済』第55巻第4号, 2014年12月,39-63頁.
  55. Comment on “Overseas Impacts of China’s Outward Direct Investment,” Asian Economic Policy Review Vol.9, No.2, pp.250-251.
  56. “Diminishing Returns to High-Tech Standards Wars: China’s Strategies in Mobile Communications Technology” National Bureau of Asian Research Working Paper, August 2014, pp.1-20.
  57. “The "make or buy" decision and supply-chain governance,” in Mariko Watanabe ed. The Disintegration of Production: Firm Strategy and Industrial Development in China, Cheltenham: Edward Elgar, 2014. pp.51-73.

今後の研究テーマ

(1) 中国の産業集積に関する研究
Studies on Industrial Clusters in China
(2) 電子産業と自動車産業に関する研究
Studies on Electronics and Automobile Industries
(3) 再生可能エネルギー産業に関する研究
Studies on Renewable Energy Industries
(4) 日中経済関係に関する研究
Studies on Sino-Japanese Economic Relations

2016年度の教育活動

東京大学大学院 経済学研究科 「国際経済特論」(東アジア産業論)
「国際経済」
東京大学 教養学部 「政治経済学」
早稲田大学 法学部 「地域研究(中国)」

東京大学 社会科学研究所

〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1

東京大学社会科学研究所

Tel 03-5841-4904 Fax 03-5841-4905

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