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社研卒業生の現在(いま)

清弘ひかりさん

現在、東京大学教養学部等図書課数理科学図書係でご活躍の清弘ひかりさんに、社研在籍当時や最近のご様子についてお話を伺いました。

清弘ひかりさん
プロフィール

清弘 ひかり(きよひろ ひかり)

東京大学教養学部等図書課数理科学図書係(係長)

社研在職期間:1998年4月~2010年3月

図書係員

 社会科学研究所の皆様、ご無沙汰しております、もしくは初めまして。私は 1998年から2010年までの12年間、社会科学研究所の図書室で係員として勤務させていただきました。

 社研は東京大学附属図書館に採用されて3番目の職場で、最初に配属されたのは図書掛でした。それまでは工学部の航空宇宙工学科図書室で主に雑誌関係を担当しており、図書を担当するのは初めてでしたが、整備されたマニュアルと頼もしい同僚のおかげですぐに業務に馴染むことができました。ただ、新館と旧館で床の高さの違う書庫はまるで迷路のように複雑で、しばらく慣れずに右往左往していました。今となっては懐かしい思い出の一つです。

 また、社研の図書室では図書がとても大切にされており、図書の保存や補修についての研修や講習会、講演会等に数多く参加させていただきました。異動の直前には資料雑誌業務も担当させていただき、業務の幅を広げることができました。社研で学ばせていただいた知識や経験は、図書館職員としての私の大切な基盤となっています。

 社研在職中にはちょうど第2子・第3子の出産・育休もあり、色々と至らずご迷惑をおかけしたことも多々あったと思いますが、温かく見守り育てていただきました。さらに耐震工事もあり、本人の予想以上に長期にわたりお世話になりました。本当にありがとうございました。

 社研の後は工1号館図書室A(社会基盤学)、大学院情報学環・学際情報学府図書室と本郷キャンパス内を転々としておりましたが、昨年4月に初めて本郷を離れ、駒場キャンパスへとやって参りました。現在は数理科学研究科図書室という数理科学専門の図書室で日々慣れない係長業務に奮闘しております。

 数理科学研究科棟は駒場キャンパスの正門脇の梅林を抜けた先にあり、途中には季節の花々が咲いて目を楽しませてくれます。2月は紅白の梅が見頃ですので、駒場にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

梅林

数理科学研究科棟に隣接する梅林

 数理科学研究科図書室に異動して一番衝撃を受けたのは(図書系の話で恐縮ですが)主題分類がない!ということでした。社会科学研究所を始め、これまで勤務した図書室では、どこもその分野の主題による独自分類で図書が並んでいました。ところが、数理科学研究科の図書室は基本的には数学の本しかないからなのでしょうか、数学の一般書は「普通図書」コーナーに、シリーズ本は「別置」コーナーに、参考書類は「辞書」コーナーに、それぞれ著者順、またはタイトル順に並んでいます。異動当初は著者やタイトルをじっくり見ないと目的の図書が探し出せず不便に感じていましたが、時代の移り変わりによる概念の変化や境界領域の分類に悩まずに済むのは合理的かもしれない・・・と最近は思うようになりました。

数理科学研究科図書室1階の新着雑誌架

数理科学研究科図書室1階の新着雑誌架

 目下の悩みは、残業が増えて家庭との両立が難しくなってきたことです。元々あまり要領のよい方ではないため、やや辛い時もありますが、社研で学ばせていただいたワークライフバランスを常に意識しながら、なんとか仕事を続けていきたいと思います。

 社研の皆様のご健康と今後のますますのご活躍を心からお祈り申し上げます。

「基本的には数学の本しかない」図書室で奮闘中とのこと、仕事と子育ての両立は本当にご苦労が多いと思いますが、これからも健康に留意して頑張ってください。

(2017年3月27日掲載)

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子育てとの両立に悩みつつ勤めた20年間でしたが、理解ある職場で周囲の皆様に助けていただきながら何とか働き続けることができました。お世話になりましたみなさまに心より感謝申し上げます。

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